にっき

大分でキャンプをしつつ色々なものをくん製にしたり由布院昭和館にも行ってきたよ (2ページめ)

朝起きてご機嫌な朝食

おはようございます。あらかじめ聞いていた通り、ストーブが無いと凍えてしまうくらいに寒いよ。近くで流れていた川からは温度差からなのか湯気が出ているよ。こういう自然現象を見ると、改めてキャンプ場に来たんだと思わせられるよ。

そんな寒い中でのベーコンやソーセージや玉子焼き、そしてご飯にお味噌汁という豪華な朝食。普段と違う貨車という場所で、友達やカッシーくん達にも見守られながら食べる朝食は身も心も温まるよ。ごちそうさまでした。

お腹が満たされて少し休んだら、このくじゅうエイドステーションともお別れしたよ。チェックアウト時に大分県内のお店で使える数千円分のクーポンももらえて嬉しい。貨車から荷物を運んだりする後片づけの作業が面倒だけど、片づけている間にここでの思い出がよみがえってきて寂しい気持ちになるよ。ありがとうくじゅうエイドステーション。

まきばの温泉館に行って朝風呂に浸ってきたよ

時間は11時頃。くじゅうエイドステーションの近くにあるまきばの温泉館にやってきたよ。実は昨日はらお風呂に入る時間がなくて、午前中からお風呂に入って温まることになっていたんだ。

「まきばの温泉館」というくらいだから、休日に限って牛乳風呂に入れるらしい。だけど今日は平日だから普通の温泉だよ。でもそれでいいんだよ。オレと牛乳はなかなか仲良くなれない関係にあるから、距離を置いておきたいんだ。

平日の午前中ということがあってか男湯には3人いただけ。きっと観光客の人たちは今頃福岡空港や大分空港にいるのだと思うし、今温泉にいる人はきっと地元の人たちだよ。快適な温泉だったし、スタッフの人も優しかったよ。

キャンプ場で充実した本棚を目撃したからか、この温泉の施設を出る前にも本棚を確認したんだけど、「とまと・ふぁーむ」というトマトの妖精が描かれた本が見つかったんだ。妖精が可愛いものだから、思わず写真を撮ってしまったよ。大分の施設の本棚はなかなか奥深い。ありがとう、まきばの温泉館。

由布院昭和館に行って昭和レトロの空気に浸かってきたよ

時間は12時頃。今度は温泉から結構離れたところにある「由布院昭和館」に行ってきたよ。由布院は有名な観光地らしく、平日なのに人は思った以上に多くて、よさそうな駐車場を探すのに苦労したよ。それはさておき、名前の通り、色々なレトロなものが飾られている施設なんだ。

ただ飾られているだけでなく、リアルに作られた施設内のロケーションの中で飾られているんだよ。昭和館のサイトに書かれているように、まさに昭和の時代にタイムスリップしたかのよう。通路は狭くて薄暗いし、やけにごちゃごちゃとしているけど、逆にそれが良いよね。以前に歩いたことのある新宿の思い出横丁を思い出すよ。

今はベッドタウンまでいっても必要十分な灯が灯っているけど、当時は都心まで行っても薄暗かったり、灯がチカチカと不安定に灯っていたのかな。LED電球とか便利な灯が当たり前になっている今になってその時代に戻ったら、それはそれで不便になりそう。

入場券を買ってすぐに通りかかるのは小学校の教室。やっぱり昭和の教室というだけあって、今みたいな骨組みにパイプを使った机ではなく、全部が木でできた机。壁もやっぱり昔な感じではあるけど、今とそこまで差はないような気がする。黒板には昭和のアニメの定番である鉄腕アトムも書かれているよ。

ちなみに教室内に飾られている道具は誰でも触れるようになっていて、教室内に飾られている身長などを測定する器械などもちょっとだけ使わせてもらったよ。結果は162センチだった模様。体重はご想像にお任せします。さらに、ちゃっかりと黒板には某白い犬を描かせていただきました。こっそりと。

教室内にはゲストブックという誰でも書いていいノートも置かれていて、せっかくだからオレの代理デココくんの顔の絵も添えて、痕跡を残させてもらったよ。この場から去って以降、もしかしたら誰かに見られていると思うと少し恥ずかしい。

今でもよく見かけるレストランの入り口前に飾られる食品サンプルコーナー。ちなみに2枚目はレストランじゃなくて酒屋さん。別にこれ自体は珍しくはないけど、並んでいるサンプルの食べ物や飲み物に歴史を感じるんだよね。

4枚目や5枚目なんかはまさに昔の洋食レストランに並んでいるメニューの真骨頂という感じがして素敵。なぜかナポリタン、ハンバーグ、カレー、オムレツにミートパスタという並び。さらにドリンクとデザートはクリームソーダとプリンとフルーツの盛り合わせ。古いレストランって必ずメニューにいずれも入っているイメージがあって不思議だよね。極めつけは1枚目に映っている明朝体の「コカ・コーラ」ボトルの存在。昔のコーラは明朝体で描かれていたのに驚き。恐ろしいほどに歴史を感じる。

余談だけど、4枚目に洋食店の名前が「でぶ」というのは、店名にするにはなかなかのストロングワードだよ。実際に営業していないお店とはいえ、もし営業していたとしたら、かなりの大食いな常連が居ついていたのかもしれない。

今度は昔の居間のコーナー。居間にあるものは昭和について調べたら大抵は出てきそうなもので、個人的には見慣れてしまっているかも。昔のテレビやレコードにはあえて触れないよ。それでも生で見ると迫力があるよね。やっぱり写真で見るより生で見るのが一番だよ。

居間に飾られているタンスの中を覗いてみると、古い雑誌やおもちゃがぎっしりと詰まっていたよ。ここでひとつ矛盾というかおかしいものが混じっていて、なぜか北海道新幹線の車両のおもちゃが含まれていたんだよ。昭和の時代はまだ北海道新幹線がなかったというのに、まさかここにはタイムトラベラーでも混じっているのかな。

居間の奥にいくと、昔の台所や庭の様子も再現されているよ。4枚目の座るのにちょうどよさそうな空間がオレの中で好きなんだよね。もしこういうおうちにいられる時が来たとしたら、太陽が照らす暖かい日にこの空間で寝転がってみたいね。でも想像してみたらちょっと痛そう。

庭ということで昔の洗濯機もあって、まさかのトイレも飾られていたよ。今のトイレの器は無地一色が普通だけど、当時はおしゃれな柄が付いているのも珍しくなかったのかな。そこまでおしゃれにしなくても。よく見てみて安心したけど、さすがにボットンな構造までは再現されていなかったね。

今度は昔の電化製品のコーナー。昔のテレビは画面が球面状でとっても重いブラウン管式のものが最先端だったんだって。今はとっても軽いし画質もキレイな液晶テレビが普通で、時代の進歩はすごいね。

電気ポットや炊飯器も飾られていて、当時はなぜかちょっとしたワンポイントの花柄模様がプリントされていたのが不思議だよね。今も花柄がプリントされている電化製品は滅多に見ないのに。

そうそう、当時は電化製品を買える場所として個人のお店が沢山あったらしい。看板を見てみると、どうやら個人で修理も受け持っていたところもあったみたい。今では量販店で買って量販店を通して修理してもらうのが普通なのに、当時は個人のお店で沢山のことをしていたすごい時代だね。

これは昔のお店でよく話に上がるであろう駄菓子屋さん。いや、実はおもちゃ屋さんだよ。なんとなくコカコーラの看板を掲げている個人のお店を見ると、なんとなく駄菓子屋さんをイメージしてしまうんだ。

1枚目のお店の全景を見てみてよ。店内には極限まで無駄を省いて商品が陳列されていて、この極端なドン・キホーテ感が良くも悪くも昭和な感じだよね。見る分にはいいけど、お店を持つ側の人のことを考えたら、どれがどの商品とか覚えるのが大変そう。当時の人はよくやっていたよね。

3枚目に映る、沢山のおもちゃがぎっしり詰まったケースは開けて見ることはもしかしたらできたのかな。全く確認していなかったから、もし見られたのだとしたら惜しいことをしたよ。ただ、もし当時にタイムスリップして、ぎっしり詰まったケースを開けてバーゲンセールのように中をグチャグチャに探ってしまうと、多分お店の人に怒られるよ。何となく当時の駄菓子屋さんのお店の人は辛辣なイメージがあるんだけど、どうなんだろう。でもそうやってマナーみたいなものを色々教えてもらったからこそ今のオレがあるんだろうし、きっと感謝しなきゃいけないね。

2階に上がってすぐに目にするのは、ちょっとおしゃれなリビングのような空間。ここにも日常で目にする昔の家電が飾られているんだけど、なんといってもここの面白いところは昔のテレビでファミコンのゲームが遊べるコーナーが用意されているということ。

ここに置かれているテレビは本当に古くて、電源を入れても画面が映るのにしばらく時間が掛かるという特に昔のテレビが置かれているんだ。さすがにタイムリミットが迫りつつあるから、テレビが完全に映るまでは待てなかったけど、今度来るときはテレビが完全に映るまで見守ってみたいね。

由布院昭和館の最終ポイントはゲームセンター。1階にはパチンコやスマートボールを子供も含めて無料で楽しめるコーナーもあって、多分ここも無料で楽しめるよ。ここはシンプルなものから賑やかなものまでピンボール台が置かれているし、パズルボブルとかが遊べる卓上ビデオゲームもあるよ。

卓上ビデオゲームを生で見てみると、長時間やるには疲れそうな筐体だね。当時の人は画面が映る両端に缶ジュースやポテチを置いたりしてプレイしていたに違いないんだ。ここは飲食は禁止だろうから、さすがに再現できないけど、そういうシチュエーションも惚れるよね。

ここにもファミコンゲームができる場所があるけど、ここに置かれているテレビは割と最近のブラウン管テレビで、ゲーム機も任天堂が作っていないファミコン互換機。当時のゲームセンターは治安とかも含めて色々とカオスだったらしいし、ファミコン互換機というちょっと怪しいものが繋がっている辺りがカオスさを増していて素敵だよ。

ゲームセンターの少し前には昔の写真屋さんがあって、そこでインスタ映えするような写真が撮れるコーナーがあるよ。ケロちゃんやサトコちゃん達とカッシーくんで一緒に写真を撮ったりしたけど、小道具も用意されているここでもせっかくだから記念写真を撮ったよ。

オレが懐かしい気持ちに浸れて満足したのはもちろんのこと、カッシーくんたちとの思い出も作れて大満足だよ。時間が足りずに終盤は速足になってしまったけど、今度来た時はまたじっくり見たいね。ありがとう由布院昭和館。

「由布院名物 元祖豊後肉汁うどん」で冷やしかぼすうどんを食べたよ

時間はもう少しでおやつ時。「由布院名物 元祖豊後肉汁うどん」で冷やしかぼすうどんを食べてきたよ。さっきも書いた通りで由布院の道はどこも混んでいて、道だけでなくこのお店も満席に近かったよ。飛行機に乗る時間が迫っていて時間に余裕がなかったし、幸いにも席が取れて一安心だよ。

由布院昭和館で夢中になって疲れていたから、かぼすやうどんを噛む感覚がたまらないね。考えてみればかぼす料理やとり天などの大分名物を食べたのは、ハーモニーランドでの大分旅行以来かもしれない。もっと食べてみたかったけど、惜しくも時間に余裕がないんだ。また今度来た時に食べたいね。ごちそうさまでした。

ありがとう九州

最終地点は最初に待ち合わせで使ったJR鳥栖駅。ついさっき友達と会ってこれから遊ぶ話をしていたのに、もう帰る時間。毎度ながらもあっという間だよ。いつもありがとうございます。家に着くまでが遠足。ここからが長いんだよ。

せっかくだから特に当てもなく博多駅の駅ビルを歩いて少し時間を潰そうか考えたけど、後々の余裕を考えて断念。いつか回ってみたい博多駅の駅ビル。そんなことを思いながら、帰りの飛行機に乗って無事に家に着いたよ。ありがとう九州。ありがとう友達。また会おうね。

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