6月1日からの3日間、大分県にあるハーモニーランドに行ってきた話の2日目「ハーモニーランドでキティちゃんにルビーちゃん宛のスケッチブックを渡したよ」の続きで、ここからは3日目。幸いにも前日の夕方から降っていた激しい雨は落ち着いていたよ。入園して早々雨でびしょ濡れになるのは嫌だったから助かった。
微妙に前日と違うホテルの朝食
ホテルに帰ってからは特に遊んだりせずに寝たおかげで、2日目と同じく目覚めバッチリ。次の日は遅刻はしちゃダメだというキティちゃんの約束を守るべく、睡眠不足という失態をしてはいけないんだ。
昨日と同じく朝食を済ませて目を覚まそう。2日目の時とあまり変わらないように見えるけど、おかずがほうれん草に変わっていたり、おにぎりや味噌汁の具も微妙に変わっているよ。相変わらずの起きた直後の胃に優しいさっぱりとしたメニュー。でもオレは好きだよ。作ってくれるおばちゃん達もラフに会話できて楽しい空間。
そんなラフなおばちゃん達と会えるホテルフジヨシとは今日でお別れ。ありがとうホテルのスタッフさん達。また会う日まで。
今回もキティちゃんに朝のご挨拶をしたよ
しっかり開演前にハーモニーランドに到着。着いた段階では雨はまだ止まずに小雨の状態。せっかくの最終日だけど、あまり天気には恵まれなかったか。
キティちゃんに開演前に来るという約束を果たしたよ
前日に約束したことをキティちゃんは覚えていたようだね。サフィーファン達を見つけたら、キティちゃんが真っ先にご挨拶。服装が大きく変わったのに、よくオレ達の顔だけで分かったよね。それだけ濃いキャラだったのかもしれない。何はともあれ、キティちゃんの約束からは逃げられないんだ。
遅刻せずにハーモニーランドに来るという約束をしっかり守れたから、バッチグーの印をゲット。キティちゃんをガッカリさせるようなことは絶対に避けよう。そもそも、キティちゃんだからという考えはやめたほうがいいか。相手がルビーちゃんなら遅刻しても大丈夫なんていうことを考えてしまいそうだし。大らかなルビーちゃんといえど遅刻はマズイ。
オレにとってはお約束はこれだけじゃないんだ。キティちゃんとスタッフのお姉さんで、ポムポムプリンくんやタキシードサムくん達の絵のリクエストに応えないといけないよ。さすがにリクエストされた全てのキャラクターの絵を描くと疲れてしまうから、その中のポムポムプリンを選んだけどね。ちなみにまだノータッチ。
そんなことを話すと、キティちゃんが真っ先に指を指した先はキティキャッスル。キティキャッスルでキティちゃんと一緒に描こうという面白い提案。わかった、キティちゃん。一緒に絵を描こう。
キティちゃんはリズミックコースターに乗れる?
ハーモニーランドにはエンジェルコースターやリズミックコースターという絶叫系のアトラクションがあるけど、アイドルなキティちゃんは果たして乗れるのか気になるよね。
どんなコースターでも立ち向かってこいと言わんばかりにキティちゃんは自信満々に乗れることをアピールしていたよ。このキティちゃんのガッツポーズが本物だね。
オレがジェットコースターに乗れるものだと思っているからこれだけ強い主張をしているのかも。ごめんキティちゃん。ジェットコースターの話をされたら、せっかくの期待に応えられそうにないよ。
ジェットコースターに乗れないものだと思っていたから、キティちゃんのガッツな主張に思わず「まじっすか」という驚きの声を出してしまったよ。
オレからはカッコ悪くて言えなくて黙っていたから、サフィーファンの人がオレがジェットコースターは乗りづらいということを代弁させてしまった。それを聞いたキティちゃんはクスッと笑ったり舐めて掛かられてしまったね。女の子に舐めて掛かられるオレでいいのか。男を見せるためにリズミックコースターに乗ろうにも、雨が降っている影響で運転中止。残念無念。
キティちゃんの付き添いのお姉さん曰く、キティちゃんは過去のショーでバツ丸くんと一緒にリズミックコースターに乗ったことがあるらしい。数年前からハーモニーランドに通っているサフィーファンの人も驚きを隠せなかった。有名アイドルであるキティちゃんのお手本となる乗り方を観てみたかったね。
付き添いの人が話している間に、キティちゃんにジェットコースターの重力の恐ろしさを恥ずかしげもなく熱く語ってしまったよ。今更ながら恥ずかしいね。でも、そんな熱く語るオレに対して呆れたりせずに同情してくれるキティちゃん。人生経験の違いの差を感じる。
同情してくれるキティちゃんには正直にエンジェルコースターも乗りたくないことを告白しておこう。さすがのキティちゃんもエンジェルコースターは余裕だと考えていたからか、乗りたくないことを伝えた瞬間に両手で指を指して馬鹿にし始めたよ。
さっきまでは同情してくれて良い雰囲気を作ってくれたのに、それを自らが壊してきたか。そういうのはルビーちゃんがやることだから、キティちゃんがやっちゃマズイよ。少し失望させられたぞ。
ジェットコースターには弱みを見せないキティちゃん。揺れる観覧車の方がまだ乗れるということをラララフローラファンの人が代弁してくれたんだけど、こっちの方は恐くて乗れないらしい。高所でじんわりと揺れるのが弱点だったか。機会があったら揺れる観覧車に一緒に乗って度胸試ししよう。当日は残念ながら聞けなかったけど、時間があったら挑戦を挑んでみたいよね。
キティちゃんとは一旦お別れ
キティちゃんの付き添いのお姉さんは、2月頃にオレが来たことを覚えていたらしい。軽装で来たことまでしっかりと。お姉さんの希望としては、今度の冬では下駄をしっかりと履いてきて欲しいとのこと。果たしてハーモニーランドを下駄で乗り越えられるのか。それは冬に行く時に考えよう。
下駄の話で盛り上がって良い感じになったけど、そろそろキティちゃんとは一旦お別れの時間。最後にハイタッチをしてキティちゃんは帰っていったよ。
サフィーファンの人に対しては狙ってやったかのように、キティちゃんがハイタッチをうまくかわしたね。昨日も同じ時間にサフィーファンの人に対してクスクスと笑われていたし、結構弄られるね。
ありがとうキティちゃん。今度はキティキャッスルに行って、キティちゃんからのリクエストであるポムポムプリンくんを描くよ。早く完成させて驚かせたいね。
キティちゃんに過去の思い出話をしたよ
ポムポムプリンくんの絵を描きながらキティちゃんとお話しするためにキティキャッスルに向かうよ。その前に、過去にキティちゃんと話した時の様子の動画を見せることも話したんだっけ。まずはそれから。
見せた動画はYouTubeにある2月18日の時に記録した「ハーモニーランドでキティちゃんに絵をプレゼントしたよ」というもの。
普段はオリキャラやジュエルペットの絵ばかりを描いているから、大物アイドルであるキティちゃんの目の前で本人の絵を描くことになるとは思ってもいなかったよ。何はともあれあの時は喜んでもらえてよかった。
ちなみに、当時オレが描いたキティちゃんの絵は、本人曰く大事に飾ってくれているそうです。オレよりももっと上手く描かれた絵が山のようにあるはずなのに、しっかり飾ってくれるキティちゃんは優しい。きっとキティちゃんの家の壁一面が絵で埋め尽くされていそう。ありがとうキティちゃん。
スタッフさん曰く、このキティちゃんの動画を何人かは観ていたらしい。意外と知られているのか。ならキティちゃんも観ているものだと思って聞いてみたら、実は今回が初めてなんだって。みんなを笑顔にするための活躍で忙しそうだから観る機会は無さそうだもんね。お疲れさまです。
動画が終わったところで、実は今も頭に付けているビデオカメラで記録していることを伝えたらビックリしていたよ。でも、ビデオカメラが小さいとはいえ、付けている様子が目立つから気づかなかったとは思えないし。これは振りか。
話は変わるけど、昨日や一昨日にお世話になったスタッフさんにも服装がいつもと違うことを指摘されたよ。本当はいつもの浴衣を着たいところだけど、雨で濡れてしまったから着れないんだ。ここは我慢して次の機会に浴衣を着ることにしよう。スタッフさんはよくチェックしてるね。そりゃあれだけ目立つ服装をしていれば印象が強くなるか。
キティキャッスルでポムポムプリンくんの絵を完成させよう
2月にキティちゃんとお話ししたところの動画を見せたら、ぼちぼちポムポムプリンくんの絵を進めるよ。ラフ画を完成させるまでが山。約束を破ってしまうと、そのことがルビーちゃんの耳にも伝わってしまうぞ。頑張って描いていこう。
キティちゃんが進捗状況を確認しに突撃
ポムポムプリンくんは描いたことがないから、やむをえず有名検索エンジンの画像検索を使って絵を見ながら描いたよ。ごめんキティちゃん。許してほしい。想像しながら描くという縛りをしてもよかったけど、キティちゃんに渡す絵で失礼なことをしてしまってはいけないからね。無難にいこう。
公式の絵を参考にしながら描いたおかげで、あっという間にラフ画を完成したよ。ここまでたどり着いてしまえば線画まであっという間に完成。一息吐いたところで、ポムポムプリンくんの絵の進捗状況を観にキティちゃんが後ろから突然来たよ。
線画を見せたら、キティちゃんも納得のクオリティだったようで安心。色塗りはキティちゃんがやりたかったみたいだね。でも、この絵はキティちゃんのリクエスト。責任を持ってオレが完成させないといけないと思うんだ。ごめんね。
昨日やおとといにシナモンくんやキティちゃんの絵をプレゼントしたからか、オレが絵を描くことに勤しんでいる風景をキティちゃんがじっくり観察していたね。かなり恥ずかしい。
もしかしたらオレに絵をプレゼントしようと目論んでいて、そのためにオレのやり方を見ながら学んでいるのかもしれない。いつかルビーちゃんの絵をリクエストしてもいいかな?
そもそも、もしオレの絵の描き方を参考にしているのなら、いつもより気を引き締めて描かないといけないぞ。もしもキティちゃんが描く絵が上達して、キティちゃんに何で絵を上手くなったのかを聞かれることを想像してみよう。オレの描き方を参考にしたことを話してしまうかもしれないぞ。後々のことを考えて真剣に作業しよう。
耳の色が塗られていないことを指摘
ポムポムプリンくんの胸あたりの色を塗っている最中、キティちゃんが耳に色が塗られていないことを指摘してきたよ。いずれ耳も色を塗るけど、キティちゃんは先に耳を塗ってあげて欲しかったんだね。
ポムポムプリンくんの特徴の一つである耳は大事だからね。いずれ耳も塗ることになるけど、オレが描く絵だからオレの考える手順で塗らせてくれると嬉しいよ。
キティちゃんがオレの絵の描き方を参考にしているとのことだから、最近オレの中で流行っている、影を薄暗く塗らずにオレンジで明るく見せるやり方も話したよ。先に耳を塗らないかどうかという話だったのに、全然関係なくなってるね。これだとまるでキティちゃんに描き方をドヤ顏で話しているように見えて印象悪いぞ。ごめんキティちゃん。
キティちゃんが背景を塗るのに良い色は?
徐々に色が塗られていく絵。そしてオレが色を塗る様子をずっと見守るキティちゃん。残すところは背景だけになりつつあるよ。
先に背景に色が塗られないように、キティちゃんが背景に指を指して色をリクエスト。色は水色を選択。水色の色鉛筆を指してリクエストしてくると思ったけど、キティちゃんが着ている服を使ってリクエストしてきたか。こういう時には威力を発揮する服だね。
ポムポムプリンくんはオレンジや黄色を使って暖かく見えるから、背景は水色を使って爽やかにしてバランスを考えていこうという提案か。なるほど。
色を塗ることに夢中になっている最中、隙を狙ってキティちゃんがオレの色鉛筆をチェックし始めたよ。オレが使っている色鉛筆と同じものを使って描こうという魂胆かもしれないけど、キティちゃんはもっと色数のある色鉛筆を買ったほうが良いと思うよ。
オレがジュエルペットが好きだということを知っているはずなのに、色鉛筆のジュエルペットのケースを観てビックリしていたね。そこまで驚くことか。それとも、色鉛筆もジュエルペットで押し通していることに驚いたとか。オレもこの色鉛筆がハーモニーランドで手に入るなんて思わなかったよ。
キティちゃんが指をさした場所を水色に塗り終えたところで、さらなるキティちゃんからのリクエスト。キティちゃんが着ているスカートのように、背景をレインボーにして欲しいらしい。
キティちゃんの中で熱いレインボーな衣装に色を合わせて欲しい気持ちはわかるけど、ちょっとリクエストが多いぞ。そう心の中で文句を言いつつもリクエストに応えちゃうけど。
作業に集中していたら、色鉛筆のケースがテーブルから少しはみ出ていたことに気づかなかったんだ。すると、キティちゃんが色鉛筆のケースの位置に気づいて、安全な位置にずらしてくれたよ。
作業に集中していると、周りの様子が見えなくなることがあるからね。キティちゃんが位置を戻してくれなかったら、もしかしたら床に落としていたかも。ありがとう。
そろそろ完成というところでキティちゃんがお着替えをしたくなったらしい。完成間際というタイミングでお着替えしたくなるなんて、キティちゃんの考えが気まぐれすぎるぞ。ただ、突然の欲求は抑えられないからね。今度会う時までに完成させることを伝えてお別れしたよ。
キティちゃんに完成報告
キティちゃんがお着替えしている最中に絵が完成したから、お着替えが済んだタイミングで完成した絵を見せに行こう。
キティちゃんが絵の出来栄えを見て拍手をして褒めてくれたり、手で大きな丸を表して合格印をくれたよ。キティちゃんの細かいリクエストに応えた甲斐があったね。
色数の少ない色鉛筆を使ったから、キティちゃんの満足するレインボーにならなかったんじゃないかと不安だった。それでも合格点を十分に超えていたようだから一安心だね。
せっかく描いたし、キティちゃんとポムポムプリンくんが描かれた絵を一緒に撮らせてもらおう。約束を果たしたという証にね。
シナモンくんの絵と一緒に撮らせてもらった時と同じように、絵もくっきり見えるように近めで撮らせてもらったよ。ここでキティちゃんの気が緩んだからか、スケッチブックを落としそうになるというアクシデントが発生。オレとの約束を無事に果たせて安心したからだね。でも、それってよく考えたらオレが完全に信用されていなかったからじゃないの。そうだとしても、今回のポムポムプリンくんの絵を完成させて渡すという約束を果たせたんだし、これでキティちゃんのオレを見る目が変わるね。
キティちゃんが手を滑らせたり、オレの手が写ってしまうという不手際を起こしながらも、無事に約束の証の写真が撮れたよ。ありがとうキティちゃん。
キティちゃんの絵をプレゼント
ポムポムプリンくんの絵はキティちゃんのリクエストだし、この絵はキティちゃんにプレゼントすることにしよう。オレが持っているよりは、キティちゃんが持っていた方が大事に飾ってくれそうだしね。
渡す前にスケッチブックから紙を切り離さないといけないんだけど、今までは全部オレが切り離していたんだよね。だけど、今度はオレが半分切り離して、残りをキティちゃんにやってもらおうか。
オレが切り離す様子を見守りながら、唐突にキティちゃんに残り半分をお願いしてみたよ。結構な無茶ぶりだったと思う。しかし、色んなことに挑戦しているキティちゃんは、スケッチブックから紙を切り離すことくらいは大したことはなかった。慎重だったけど、朝飯前と言わんばかりに綺麗に切り離してくれたよ。
もしよかったら飾ってくれると嬉しいです。そんなことを話したら、近くにあったスタンドにキティちゃんが飾ってくれたよ。ありがとう。
ポムポムプリンくんの絵の下に書かれている英語のスペルに不安だったから、キティちゃんに直接聞いてしまったよ。今更だけど、渡した後にそんなこと聞くものじゃないね。キティちゃんは何とも言えなさそうな表情だったけど、それで大丈夫か。キティちゃんはイギリス出身だから英語が得意なはずなのに。頼むよ。
大丈夫であるということを信じて、キティちゃんに再び来ることを話してお別れしたよ。お話に付き合ってくれて胃ありがとう。おうちに持ち帰ってからも大事にしてくれると嬉しいね。
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