10月4日に放送された第5話。リボン達とは違って、堂々とみんなの前に姿を現れたルビーが、綺麗にすることの素晴らしさを説いたお話と、ハッピースターを手に入れるために頭のキレたアドバイスをピローがくれるかと思いきや、良いところで眠ってしまうお話だったね。

形から入るルビー

ルビーという宝石の名前にも恥じないようにとっても綺麗好きで、ピロー達の数倍以上の大人な対応を見せる様子は印象的だったね。でもルビーと言えども、ルビーカラットに切り替わる様子を見て、やっぱりここたまが神様といえども生き物なのだと感じさせられるよ。

ルビーだって最初は今のように綺麗好きじゃなかった気がするんだ。首にバンダナを巻くことで、頭の回転を切り替えているのだと思うよ。これはいわゆる形から入るタイプだね。リボン達にルビー自身がルビーカラットとなって本気で掃除して見せて、みんなにも同じ格好で掃除をしてもらう。ルビーが見た目や形から入って、自分と同じように綺麗好きになってもらおうという教育を進めているように見えるよ。

でもルビーの魔法でみんなが心も体も少女漫画の世界の人物になってしまったように、教育が進みすぎて、普通の状態でも変にスイッチが入ってしまわないか心配だよ。イケメンとなったピローがリボンとちゃこでドロドロとした取り合いになったり、リボンが姑となって厳しいしつけをし始める。そんなシナリオも多少たりとも覚悟をしないといけないんだ。

眠ることで答えを出し渋るピロー

お花屋さんの前に着き、お父さんがお花を摘んでいる最中に腕時計で時間を確認した段階で、頭のキレるピローはどうしたら良いか全て知っていたんだよ。でもあえてピローは寝ることで、すぐに答えに辿り着かせない。

よく考えてよ。自分自身を産んでくれたはるかちゃんでさえも容赦はせずに、自身の頭を使って答えを導かせるだけに徹するこの姿勢。ルビーをはるかに超える勇気のある大人な対応だよね。そう考えると、ピローは眠るのが好きというよりは、状況に応じてわざと眠るのが好きというだけなのかもしれない。これからはピローの一つ一つの行動にオレは考えさせられることになるんだね。恐ろしい。