満腹になったお腹をシナモロールカフェのドリンクで癒しを
続いて向かったのは、新宿にあるシナモロールカフェ。ほとんどの人はもっと短く「シナモンカフェ」と呼ぶよ。すなみな太郎のデザートで癒しはもらえたけど、もっと癒してほしいんだ。
キャラクターをテーマにしたカフェに初めて行ったジュエルペットカフェ マジカルチェンジから数年。友人の前をただひたすら歩いてたら、いつの間にか辿りついていたシナモンカフェ。オレだけで行こうとしたら間違いなく迷うと思う。ただでさえ新宿は迷うから、このカフェに行くときは入念に下調べしておこう。
これがシナモンカフェの入り口。一目でシナモンくんのカフェだということがわかるよね。女性やカップルで入るのならまだしも、男だけのグループで入るプレッシャーは間違いなくあると思う。でもオレたちはピューロランドやハーモニーランドに何度も行って感覚がまひしたグループ。オレたちに恐いものはないんだ。
シナモンくんが大きく主張している壁を通り抜けていくと、目の前にはシナモンくんの大きなぬいぐるみたちがお出迎えしてくれるよ。鍛えられた男のグループでもシナモンくんは大歓迎。
混雑でもしも席が空いていなくとも大丈夫。シナモンくんのしっぽをイメージしたチュロスは、きっちりとお持ち帰りできるんだ。どんな場合であってもおもてなしに抜かりないシナモンくん。商売のセンスがあるよね。
オレたちが座ったテーブルの近くには、ちょっと悩まされる絵が飾られていたんだ。真っ暗な世界を飛び交うシナモンくん。あまりに殺風景すぎて、シナモンくんとしては「HAAAAA!」と叫ぶ以外になかったのかもしれない。
この絵についての解説が気になるところだけど、残念ながら何も掲げられていなかったよ。絵に込められているメッセージをどう取るかは、全てオレたちに委ねられているんだね。
シナモンくんのメッセージ性の強い絵を描いたのは、フランスを代表するイラストレーターであるマルク・ブラヴァンさん。過去にシナモンくんの絵本を何冊も出すシナモニスト。
そんなシナモニストな人が、真っ暗な背景になぜシナモンくんを溶け込ませたのだろう。わかった。理解した。額の中に書かれているシナモンの絵本シリーズを読破した人だからこそ読み取れる絵画なんだね。そうだとしたらオレがこれ以上突っ込むのはやめておこう。
店員さんにオーダーをして、雑談をしながら待つよ。明日行われる新春けもケットの話をしたり、ハーモニーランドやピューロランドの話をしたり、全くのいつも通り。
入場は何回かの入れ替え制となっている新春けもケット。今回は特に事前にカタログを購入していないと一切入れないよ。カタログにはどの回に入場できるかの数字のスタンプが押されてるんだけど、案の定のこと1番目。さすがはプロ。聞くまでもなかったよ。そんなことをぬいぐるみで遊びながら話す男たち。
そうこうしているうちに店員さんが持ってきてくれたよ。これは「トロピカルポップ」という飲み物。トロピカルという名に相応しい暖かみのある色だよね。この暖かみのある色の源はマンゴーソーダ。マンゴーソーダの上にはシャーベットアイス。大きなスプーンに添えられたシナモンくんと一緒に暖かい気分で飲める贅沢。その幸せ気分を一緒に味わいたがっているモップくん。その小さな体にまだまだ食べ物を入れたがる。妥協を知らないぞ。
ちなみに食べ物を注文すると、大きな紙でできたマットと厚みのあるコースター。コースターの種類は他にも種類があるみたいだから、気になる人は全部集めてみよう。本当に好きな人は全部集めてしまっているだろうけどね。
これは友人が少し食べさせてくれた「シナモンのスペシャルショートケーキ」というケーキ。原作のイラストに忠実で、公式サイトに載っている写真通りだよ。写真とあまり似ていないということはよくあるけど、このシナモンカフェは良い意味で裏切られたね。さすがおもてなしのシナモンくん。
そんな綺麗なシナモンくんのケーキを食べることはためらいを隠せない。見ての通り、すでに無残な状態。そもそも食べ物はアートじゃなく、食べてこそ価値のあるものなんだから、オレは容赦なく食べてしまうぞ。ごめんシナモンくん。
シナモンカフェのトイレに寄る機会もあったんだけど、こんな場所まで妥協なく染まっているシナモン感。まるでシナモンくんに済ませている様子を見られているようで恥ずかしい。そんな思いを頭の片隅に置きながらシナモンカフェを後にして、みんなとお別れしたんだ。ありがとうシナモンカフェ。そしてシナモンくん。明日は新春けもケット。無理をせずに帰ろう。
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