3月19日は青春18きっぷを使ってJR横須賀線の逗子から君津まで2時間半近くかけて乗ってきたよ。埼玉県民ということもあってあまり横須賀線や総武線は使ったことがないけど、いずれの路線も主力として走っているE217系が爆音だった印象が強く残っていて、それが近いうちに消滅する見込みだから今のうちに長距離の電車に乗っておこうと思うんだ。
横須賀線の末端である久里浜駅からの君津行き電車は朝と夕のラッシュ時間帯にちらほら見られるんだけど、景色もキレイに撮ろうと考えると朝の電車しかないし、なんと朝の電車は平日だとオレが最寄り駅の初電に乗っても間に合わないみたいなんだ。東武や京急を使えば間に合うかもしれないけど、それだと青春18きっぷを使う意味が薄れるしね。休日だと初電の電車に乗って久里浜駅に着けば、余裕を持って乗れる君津行きに乗れるから、それを狙って乗ることにしたよ。できれば平和が保たれていそうな平日がよかったけど、乗れる電車がないのであればやむなしだよね。
というわけでJR久里浜駅にやってきたよ。久里浜駅周辺はある程度栄えていると思うけど、ホームの周りは線路だらけ。これから長距離の電車に乗ることになるから駅構内のトイレで色々済ませたり、駅のホームをうろうろしたりしてひたすら時間を潰したよ。
そしてお目当ての君津行きがやってきたわけなんだけど、やってきた電車は残念ながらこれからE217系を淘汰するE235系だったんだ。違う、これじゃない。元からどっちの電車が来るかは読めなくて運に頼らざるを得ないんだけど、こうなってしまったら仕方ないね。朝のうちにあと1本の君津行きが残っているけど、もっと確実にE217系の君津行きに乗るために、日中も少ないながらも君津行きが始発で出ている逗子駅まで電車で向かおう。
逗子駅だよ。以前にもこの駅に寄ったことがあったけど、隅々まで見たことがなくて、JR逗子駅のご当地キャラクターの「しーずー」と「あいずし」を初めて知ったよ。しーずーの頬の模様やあいずしのおでこの帽子(?)の模様が何なのかが気になる。
千葉や成田空港どまりはE217系ばかりでそれに乗ろうか迷いが少し出てたんだけど、1時間程度待った後の折り返しの君津行きがようやくお目当てのE217系でやっていて助かったよ。でもお目当ての電車のためにずっとホームで待つという行為こそが鉄道好きの真骨頂という感じがしてそれはそれでいいよね。
結構前寄りに乗っていて改札や階段から離れていたせいか、逗子駅の段階では周りに殆ど人はいなかったけど、ひとつ北の駅である鎌倉駅に来たところで人が沢山入ってきたね。この日は休日だし、鎌倉大仏を観に来る人なんかも沢山いたのだと思う。オレも大仏を一回くらいは見たのかもしれないけど、見た記憶は正直薄いんだよね。多分当時から興味の薄いものはそんなもんだよ。
真ん中よりに座ったならともかく、端の方に座ったからそこまで人は乗ってこないだろうと甘く考えていたけど、大船からひと駅ずつ停まるたびに想像以上に乗ってくるんだよね。休日とはいえ横須賀線内はこんなに混むんだね。恐ろしい。それだけ神奈川県内に住んでいる人が多いという現れなんだろうけど。
2時間半近くもクロスシートに乗りながら君津駅にたどり着いたよ。前に乗り換えの時に降りたことがあるこの駅だけど、ここで初めてウシが住み着いていることが分かったんだ。どうやら君津駅がマザー牧場の最寄り駅だから、そのマザー牧場から宣伝を担ってやってきたのかもしれない。
そのウシさん、卒業や入学シーズンということで、ウシさんが卒業や入学するみんなに長い文章を記してくれているよ。こういうのを見ると涙腺から色々なものがドバドバと出てくるよね。オレも書いておくよ。卒業おめでとうございます。
改札内から駅構内を抜けると、所々で君津市のゆるキャラのきみぴょんがお出迎えしてくれるよ。駅前の地図に描かれているのはよくあるパターンだけど、他の看板や自販機に、そしてバス案内所のところにまできみぴょんが描かれている辺りがなかなかいい扱いを受けていて羨ましく思うよ。
せっかく散策マップもあって色々な場所を散策したいところではあるんだけど、これから関東全域で雨が降るという予報が出ているから、惜しいけど今回は帰ることにするよ。散策マップに書かれているダムコースは気になるね。やっぱりダムはいいよね。もしも落ちたらと思いながらゾクゾクする感覚に陥るダム。久々にその感覚を味わいたいよ。
帰りは君津から千葉間などで活躍している209系に乗って帰ったよ。209系独特の音は床下の更新によってほとんど無くなってしまっているけど、爆走時の音は209系でよく聞くような爆音で聞き入ってしまったね。残念ながらビデオカメラがアツアツになって録画が切れてしまったけど、今度来たときはちゃんとぶっ通しで撮ろうね。
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