にっき

ブルーオーシャン外房で安房鴨川に行って海や田舎風景を目に焼き付けつつ海鮮丼を食べてきたよ

2018年の7月29日は、JR東日本の185系という古い電車で走る「ブルーオーシャン外房」に乗って、JR宇都宮線の大宮駅からJR外房線の安房鴨川駅までの長い電車の旅をしてきたよ。駅に着いて、海の周りを歩いたり、埼玉では見られない風景を存分に見てきたりもしたよ。

ブルーオーシャン外房で安房鴨川駅に行こう

普段なら東武線を使って大宮駅に向かうところだけど、今回はJRだけで行こう。何でかって?それは青春18きっぷというお得な切符を有効利用するためだよ。青春18きっぷはJRの在来線全線の普通電車で5日分または5人分が使い放題になる魔法のチケット。使わない手はないよ。

JR185系という古い電車

それ以外にも目的があって、これから乗ろうとしているブルーオーシャン外房という大宮駅発の安房鴨川駅終点の電車は、これから無くなるかもしれない185系という古いものだよ。

これと似た音の電車が子供の頃はよく走っていたけど、今はもはやこの185系の電車か近畿地方まで行かないと走っていないみたいだよ。ならせめて185系に乗って懐かしい音を聞きつつ思い出を残していきたいじゃない。

安房鴨川駅近くの車窓

幸いにもこのブルーオーシャン外房は520円の指定席券を購入するだけで乗ることできるよ。ただ、ブルーオーシャン外房の運行日の1ヶ月前から始まるえきねっとでの座席予約争奪戦に参加しないといけないから、そこだけは気をつけるようにしないとね。

そんなわけで、争奪戦に勝ちつつ、2号車の12番A席という電車の床下から響く音を聞ける号車に乗ることができたんだ。この写真のように安房鴨川駅に近づいてくると海が見えてくるよ。

千葉駅辺りまでは、幕張新都心などを通る、そこら中が綺麗に整備された風景。何度も書いてしまうけど、次世代ワールドホビーフェアや、ジュエルペットのラリマーちゃんのイベントでは大変お世話になりました。

千葉駅を過ぎると、一気に森や畑やトンネルが増え出して、電車の速度もローカル線らしくゆっくりペース。特に東浪見駅から南は海沿いを走ることになるから、車窓からは海や浜辺が見えるよ。

安房鴨川駅とプレーズ

そしてたどり着いた安房鴨川駅。プレーズはそうだしオレだって初下車。近くには海水浴場があるはずだけど、この駅舎からはそんな雰囲気はないし、写真に写る駅舎の上にはイオンの建物。妙な違和感があるね。

安房鴨川駅から太海駅までの徒歩の旅

駅舎から出れば、ただでさえ暑いのに、強い日差しが肌を突き刺すように暑さを余計に感じさせるよ。駅から近くの海水浴場へは徒歩で5分。駅舎から出てすぐ正面の道をまっすぐ歩くだけでたどり着けるから安心。

前日は台風がこの辺を通り過ぎたから、波が高い状態が続いていて、この日に限って遊泳は禁止となっていたよ。ここで泳ぐ予定がないオレとしては、あまり見られない光景を見られて嬉しいけど、泳ぎたかった人からしたら迷惑だね。

動画を取った後に、目を点にしながら海の様子を眺めつつ歩くだけにしようと思ったけど、欲に耐え切れず、冷たい海に足を突っ込むオレ。外が暑過ぎるせいか、思ったよりぬるかった。そして塩のせいか、足がベトベトする。これが海の現実か。

狭い坂道から見える海

浜辺を歩いていると、途中で大きなカメの死骸を見つけてしまったんだ。多分この暑さの被害者だね。今年の暑さは異常なんだよ。今年はそこら中で40度近い温度を叩き出したり、一部の場所では40度を超えているよ。8月もこの調子なのだとしたら、流石に参っちゃうね。

このまま安房鴨川駅に戻って、館山駅の方向に向かおうと思ったけど、せっかくだから隣の太海駅まで歩いてみよう。すると、この写真の通り、オレのツボを突くような素敵な光景が沢山見られたよ。

狭い坂道から見える海と島

埼玉でよく見る道ではなく、小さな石混じりの舗装がなされた狭い坂道、坂道の周りには少し古いおうち。坂道の先には海があって、そのさざなみの音が聞こえる。文で書いた通りじゃないかもしれないけど、これらの写真にはオレのツボをつく要素がぎっしりなんだよ。

さらに歩いていくと、さっきオレが羅列した要素の他に、今度は海の先に小さな島や磯が沢山見えるよ。今から考えたら、この坂道の下を歩いてみたかったね。

猛暑の中で照り返しのある整備された道を歩いて、オレの額からは大量の汗が流れていたよ。持っていたペットボトルの飲み物もお湯のようになってしまっているし、また新たに飲み物を買い直した方がいいかもしれない。自販機がある今度の駅で飲み物を買おう。

そう思いながら歩いていると、高いところから浜と島が見える絶景を発見したよ。手前の小さな島に登ってみたい気持ちに駆られるけど、浜と島の間はどうも海の色が濃い気がする。多分オレが泳いだら危険だよ。下手なことをするのはやめよう。

小さな島と海とパリーヌ

オレのバッグの中で一緒に旅をするパリーヌも島に渡るのは厳しい様子。いや、パリーヌみたいに小さな体ならいける。泳ぐのではなく、潮に流されながらゆっくりと。「ああ、楽だなあ。」まるで温泉に浸かるような表情をしながら、なんの苦労もせずに着いてみせるんだよ。いつかやってみてほしい。パリーヌならできる。

そんな想像は置いておいて、途中、千葉県立鴨川青年の家という建物の近くを通ったよ。その建物の前に沢山のバスが停まって、そのバスからは沢山の子供達が降りてきたよ。いわゆるボーイスカウトなのか、それとも林間学校みたいなものなのか。枕を投げ合ったりしながら楽しんできてね。

坂道だけでなく迷路要素もあるよ

もう太海駅が近いけど、これから来る電車に間に合いそうにないし、次の電車は1時間後だよ。無理に急ぐのはやめて、太海駅の周りをもっと歩こうじゃない。

太海駅からも海が近いけど、安房鴨川駅から海水浴場に向かう時のように緩やかな道ではなく、坂が急な道が多め。上の写真に海は写っていないけど、このカーブのある狭い坂道がオレの心をくすぐるよ。この辺りでかくれんぼをしてみたい気持ちにさせられるね。

遠回りしながらも太海海岸にたどり着いて歩いてみれば、途中で岸壁から強い波しぶきと音を響かせる場所を発見。岸壁というより波を消すためのブロックの塊だけどね。

動画を撮るタイミングでは観られないけど、壁に叩きつけるような波も観られることがあって迫力満点だよ。動画を撮らずに目で見てると迫力のある波しぶきを見せてくれるけど、動画で撮ろうとすると見せてくれない。何故なのか。動画なんていうもので観ないで生で見て。そんな波からのメッセージかな?

太海駅の駅舎

時間に余裕を持って、ようやく太海駅に到着。ここでは改札ではなくスイカをタッチして入場できる機械があるだけ。青春18きっぷがある人は気にしなくても大丈夫。ちなみにパリーヌとプレーズの2人がどこかに潜んでいるけど、みんなはわかるかな?

江見駅から鴨川オーシャンパークに行こう

太海駅に向かうまでの間に信号待ちをしている最中、外房線沿いの気になる場所を探したんだけど、どうやら太海駅の隣の江見駅近くに鴨川オーシャンパークがあるみたいだよ。名前だけだと分かりづらいけど、いわゆる道の駅だね。

江見駅から鴨川オーシャンパークへの脇道

江見駅に着いて、暑い中をひたすら歩くよ。近いと書いておきながら、徒歩でおよそ20分。Googleマップだと大きい道を案内しているけど、その周りには小さくて狭い道が点在しているから、多少遠回りになりながらもあえて狭い道を使っていこう。せっかくだから車の音をなるべく聞かずに歩きたいじゃない。

歩いている途中、セブンイレブンなどのコンビニを見ることはなく、個人経営の酒屋さんやスーパーがあるだけ。この辺りの人たちは、イオンなどの大きいスーパーは基本的に使わないのかもしれないね。まるで昭和の頃にタイムスリップしたような雰囲気だよ。

鴨川オーシャンパーク

汗だくだし、足の裏も違和感を覚えてきたし、そろそろ休憩したいというところでようやく着いた鴨川オーシャンパーク。道の駅の建物を繋ぐ橋の下には川のようなものが通っていて、涼しい気持ちにさせてくれると思いきや、残念ながら今のような酷い暑さではほとんど効果はないよ。

そして道の駅と繋がっている橋が渡りづらいよ。オレが履いているものの都合が大きいけど、もし道が濡れていたら、近くにある手すりを頼りにしないと危ないかも。

鴨川オーシャンパークでの海鮮丼

まだ昼食を済ませていないから、この道の駅のレストランで済ませるよ。せっかくだから限定10食というレアリティを主張している海鮮丼を食べてみるよ。

海鮮丼以外にも漬物やお味噌汁もついてくるから、これだけでお腹いっぱい。海鮮丼の方は、できればホタテも乗っていたら嬉しい。以前にお世話になった外房線のお店ではホタテも乗っていたけど、難しいのかな。とはいえ、猛暑で疲れた後に食べる海鮮丼は最高に美味しかったよ。ごちそうさまでした。ありがとう鴨川オーシャンパーク。

もう時間はもう14時過ぎ。足の疲れが限界を迎えようとしているし、さっき通った道を辿って、江見駅からゆっくり帰ろう。

また今年中に来ることはなさそうだし、近くの山から聞こえる蝉の音を頭に焼き付けながら帰るよ。いつも暑い中で活動している蝉だって、これだけ度の超えた暑さだと、山の陰に引きこもりたくもなるよね。蝉の声は解読できないけど、もっと涼しくなってほしいことを訴えているんだよ。思っていることは人間だって動物だって同じ。生き物を壁を超えたね。

江見駅からオーシャンパークの道で見つけた謎の入り口

ところで、鴨川オーシャンパークへ向かう最中で、門で閉ざされた謎の入り口みたいなものがあったよ。先は森のようになっていて、どこにたどり着くかが全く見えないんだ。これも気になるから記念に写真を撮っておこう。

閉ざされた門の先を歩いていくと、何か別の世界にたどり着けてしまいそうな雰囲気がオレの心を刺激するね。オレが子供だったら、この時期なら肝試しとして無断で入ってしまいたくなるけど、ここは抑えよう。

さようなら江見駅

ようやく江見駅にたどり着いたよ。あとは電車に乗って帰るだけだけど、千葉県は縦に長いから、ここからが大変。朝にお世話になったブルーオーシャン外房で乗り換えなしに大宮から安房鴨川までたどり着けた時と違って、途中の館山と千葉と錦糸町で乗り換えないといけないんだよ。

プレーズ達が日陰のベンチで暑さにやられてぐったりしている様子。でも大丈夫。電車にさえ乗れば、クーラーの効いた涼しい空間でゆっくりすることができるよ。ありがとうクーラー。

帰路につくオレとプレーズ達

今回は青春18きっぷはあまり使わずに、ひたすら海辺を歩くだけだったけど、オレが求めたいた風景が見られる場所を発見できた気がするよ。他にもこんな場所があるに違いないし、青春18きっぷを使って目新しい風景を見つけるべく開拓していこう。

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