ジュエルペット きら☆デコッ! 第21話「ごめんなさいが言えなくてデコ~!」の感想
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2012年8月25日に放送された第21話。ぴんくにとって絶対に見られたくない写真をルビーが家の壁にポスターのように貼られて、ルビーとぴんくが初めて喧嘩しつつ、詐欺師のキングにまんまと乗せられてしまうお話。
キングの心を揺さぶったルビー
指名手配されるほどの詐欺師だったキング。でもルビーに勝てるはずがないよ。ぴんくと仲直りするためなら手を選ばず、純粋な心で問いかけてくるルビーのような相手とは、キングが今まで出会ったことはなかったのかもしれない。
おかげでキングが若干ながら改心の芽が生え始めた気がするんだ。最終的にレッドやラブラ達が捕まえてしまったけど、牢屋から出た後は詐欺師としてではなく、健全なお店で真っ当な商売の道を歩んでくれるんじゃないかな。
何もかも疑うことなく純粋に問いかけてくるルビーの力が間違いなく強いけど、ルビーと心がつながっているデコストーン達も、ルビーの心を後押ししてくれて、キングの心を入れ替えるきっかけを作ってくれたのかもしれない。ルビーとデコストーン、それぞれ持ちつ持たれつの関係を見せてくれたんだよ。
キングより恐いラブラとエンジェラ
過去の重大事件を号外として道にばらまくラブラ達。たぶん自宅警察官であるラブラ達が号外を編集しているんだよね。指名手配しているキングをでかでかと載せて号外をばらまくのは分かるけど、実際はキングについて書かれている場所は小さくて、過去の重大事件をでかでかと載せていたよね。
もはやあの号外は住民に注意を促すというよりは、空気を読まなかったりして過去にラブラ達が逮捕した中で、個人的な好みで選び抜いて紹介しているとしか思えないよね。今回の号外では不幸なことにおねしょしたルビーが選ばれてしまっただけのことだよ。でも、号外に連続でルビーが載ってしまうだけでなく、ぴんくのあの写真もでかでかと載っていたのは、狙っていたとしか思えないよ。
今回のお話はいつもと違うシリアスな雰囲気だったから、テレビを見ているみんなのために、最後に号外という形でラブラ達がいつもの流れに戻してくれたんだよ。ルビーとぴんくには悪いけど、最後はラブラ達のおかげで安心したよ。でもやっていることは今回の詐欺師のキングよりよっぽど悪質。それを承知でやっているラブラ達はえらい。
庶民的な生活をしているのはサフィー達だけ
今回の回でよく分かったよ。庶民的で普通の生活をしているのはサフィーと黄一だけだということが。ガーネットと黒騎士はレッドの靴下を使いたくなるほどの露骨なイチャイチャぶりだし、緑とラブラ達は緑の酷い料理と豚箱暮らしを強いられるし、レッドは腹筋や汗臭い空間を強いられるしね。ルビーとぴんくはまともかと思いきや、ルビーの性格に癖が強すぎるよ。
今回のぴんくのように誰かしらが何か困りごとがあったら、一番無難なサフィーと黄一のおうちに逃げ込む流れができてしまったね。お悩み相談の場所にもなってしまいそうな気がするけど、黄一もサフィーも優しいし、サフィーは頭がいいから、今回のようにうまく解決してくれるんだ。安心だよ。
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