にっき

かみさまみならい ヒミツのここたま 第66話「のぞみの想い、ビビットの想い」の感想

トライアングルを使うパリーヌ

第66話では、のぞみちゃんの子供の頃からの願いを叶えるために、ビビットが無茶に無茶を重ねた結果、眠い様子がきっかけとなって、こころちゃんやのぞみちゃんにまで真相が分かってしまうお話だったね。

謎のお祭り演出

のぞみちゃんとビビットの縁を戻すために頑張るラキたま達は偉いよ。何度も失敗しながらも諦めない助け合い精神。でもオレは引っかかるよ。おシャキ達の作戦説明の後に流れるみんなのお祭り風景が。

後ろには大きな和太鼓。手前にはトライアングルなどの楽器を持つパリーヌ達。仲直りしたら、みんなが演奏会をして出迎えようという壮大な作戦を考えているんだよ。特におシャキとモグタンはマイ楽器であるそろばんと生マシュマロを持ってくるという謎の気合の入りっぷり。

メロリーがいながらなぜこんな楽器のチョイスに。これ以上楽器がなくて、歌声を披露される前に手を打ったのがおシャキのそろばん。食べる事以外ほとんど何も考えられないモグタンには生マシュマロ。まさに苦肉の策なのかもしれないけど、オレはメロリーから教えられたかもしれない。音が鳴れば何でも楽器。例え汚い食べる音でも、周りの楽器の音と合わされば思わぬ音色が奏でてくれる。

目的を見失うビビット

ミシルと秘密の約束を交わしてしまった時点でいつかバレると思っていたよ。普段の会話でうっかり漏らしてしまうと思っていたから、4話分も秘密を守れたこと自体が頑張った方だね。でもそれでよかった。もしミシルが秘密を漏らさなかったら、みんなが気持ちをモヤモヤとさせながら時が過ぎていって、ビビットが疲れに疲れて倒れてしまうか、日々の疲れでここたま 契約者以外の人たちに対する注意力が薄れて、誰かに見られて元の姿に戻ってしまうか、いずれも悲惨な結果を招いていたことは間違いないよね。

のぞみちゃんだって早く大人になりたいし、そのためにはハッピースターは欲しいはずだよ。でも、あくまでビビットと一緒で、お互いが大好きな友達として理解し合っていたからこそハッピースター集めを続けてこられたんだよ。それが崩れて、ビビットはのぞみちゃんと絶交してまでハッピースターを手に入れようとして、のぞみちゃんは友達だと思っていたビビットが内緒でハッピースターを集めていることを知って怒っているよ。お互いの事情を知らないが故に、すれ違いが生んだ事件。

幸いにも手紙がビビットの心を揺さぶってくれて丸く収まったし、これからは無茶はしないと信じよう。のぞみちゃんが号泣する様子をビビットが間近で見たのだから、また泣かせないためにも流石にもうしないよね。

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