かみさまみならい ヒミツのここたま 第3話「ここたま学校へ行く」「ウサギの神さま」の感想
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3話では、ここたま達がいつかやると思っていた学校デビューのお話と、こころちゃんのいう事を聞かずに、こころちゃん初の大激怒シーンをあらわにしてしまうお話の2本立てだったね。
ラキたまたちの無断学校デビュー
ラキたまはともかく、メロリーは一度も行ったことがない学校という学びの空間。ラキたま達のことだから、やっぱり無断で学校デビューしちゃうよね。こころちゃん以外の人にラキたま達が知られたら大変なことになるのに、沢山の子供達が集まる学校という場に来ておいて、契約の事をすっかり忘れていた様子。人間の世界に慣れすぎた故の過ち。忘れることなんて誰だってあるよね。
全く反省しないラキたま達。ラキたまに至っては、「である」を語尾に加えて喋るという調子の乗り方。ラキたまが全部の教室に行き来して、メロリーにここがどの教室かをドヤ顔で説明したに違いないよ。ラキたまはすぐに調子に乗るから簡単に想像できちゃうね。
メロリーの歌声がみんなの壁を取り除く
ラキたま達がこころちゃんの学校で残していったものは少ないけど、あまりに大きいんだ。メロリーの歌声でひなちゃんの逆上がりを導いたという一つ目の大きなこと。メロリーは魔法は一切使わずにただ歌っただけと言っているよね。でもよく考えて欲しいんだ。早く逆上がりができるようになってほしい。その純粋なメロリーやラキたまの想いが詰まった歌声は、ひなちゃんの頭の中に大きく響いたんじゃないかな。
歌というのは時として人の心を揺さぶる恐ろしい武器。使い方を誤れば恐ろしい事になるけど、メロリー達は正しく使ったんだ。オレも心を揺さぶるような歌を歌ってみたいね。メロリーのおかげで少しだけそういう想いが芽生えてしまったよ。メロリーは罪深い。
もう一つの大きなこと。それは歌う卵という学校内の伝説を生み出してしまった事。神様の見習いとしてみんなをお助けするラキたま達は、校内ではラップ現象などのオカルトの対象として見られてしまったんだ。そりゃそうだよね。人間でもなくその辺の動物でもないんだから。世界中のオカルトな現象が全部ここたま達によるものだと一度でも考えると癒しになってしまう不思議。今後はそう考える事にしよう。そう考える事できっと幸せになれるんだ。
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