かみさまみならい ヒミツのここたま 第70話「テレビデビューで大さわぎ」の感想
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第70話は、ケイトちゃんが念願のテレビデビューをすることになって、かえでちゃんとこころちゃんも応援として招待されたけど、突然のトラブルで2人ともテレビデビューを果たすことになって、ゲラチョを師匠として慕っているラップランド小林の活躍の場を与えることができたお話だったね。
お笑いの肝を教えてくれたゲラチョ
もはやクイズ番組というよりは、正解を答える必要すらなく、面白い答えを言ったもん勝ちなパラダイスステージ。平常心を保っている司会者達だけど、オレだったら心が折れそうだよ。テレビデビューで将来が掛かっている参加者達が面白いと思った答えを出して来たときに、冷静に白黒はっきりさせないといけないのだから。
MCがジャッジでピリピリとしている中、ラップランド小林が僅かなチャンスながらも目立てるチャンスをゲラチョが教えてくれたんだ。はっきり言って、将来がまだ雲の上のように大きく広いケイトちゃんとは違って、ラップランド小林は先がない。そんなお笑いの世界の厳しさを知っているゲラチョが、ラキたまが空気を滅茶苦茶にしている今こそがチャンスだということを教えてくれた。
MCやディレクターたちの指示を無視することはとっても危ないことだろうけど、それを恐れずにゲラウケ1パーセントの確率でさえも賭けなければいけないんだ。まるで宝くじのようだけど、どんなに僅かな確率であっても掛けてみせる。そして、お笑い芸人はみんなが慌てふためいている場面を笑わせて落ち着かせるという役割も大事。ゲラチョはそのことについて触れなかったけど、きっとそのことも暗に伝えようとしていたのかもしれない。結果的に不安な気持ちを笑いに変えられた。これがテレビもといお笑いの神様としての力なのか。普段から馬鹿騒ぎしていそうなゲラチョのイメージが強かったけど見直したね。
椅子に座るサリーヌ達と椅子に座っていないパリーヌ達
ここたまハウスでパラダイスステージを観るサリーヌ達。些細なことだけど、ソファーに座るサリーヌ達と、椅子に座っていないパリーヌ達で、別れているのが気になったよ。実はパリーヌ達もソファーに座りたいのに、うまく言えなくて地べたに座れないのかもしれない。暗に見えてしまったここたま達の中でのテレビ視聴席の階級。
来週のパラダイスステージはパリーヌ達にソファーを譲ってあげてほしい。パリーヌが遠慮しすぎて色々文句を言いそうだけど、何も言わずに座らせてあげてほしい。頼んだよ。
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