にっき

水彩色鉛筆について色々教えてもらいながら名物の秋保おはぎを食べられたよ

9月7日から9日の間、青春18きっぷを使ってゆっくり揺られながら仙台に行って、あおば通駅の発車メロディを聴いたり、オードブルを買ってプチパーティをして画材の話で盛り上がったり、帰り道はまさかのトラブル続きで大惨事に会ったよ。

仙台に向かいつつあおば通駅の発車メロディを聞いたよ

青春18きっぷが使えるのは9月10日まで。駆け込みで切符を使う人が多いのかもしれない。終点の黒磯駅に着くところで、黒磯から新白河に向かう電車にいち早く乗るために、ドア開閉ボタンを連打して急いで向かおうとする人も観られたよ。恐ろしい。

新白河でも郡山の方に向かう電車に乗り換えないといけないから、最先頭の場所に人が集まって、ホーム上で猛レースを観ることができてしまうんだ。とはいえ、座るだけなら無理に急がなくても座れるし、オレも含めて一部のせっかちな人がレースしてるだけだから、気にしなくてもいい気がするよ。

数々の電車乗り換えレースに参加した後、ようやく仙台駅に着いたよ。お友達と合流できるまで時間がありそう。そうだ、せっかくだから仙台駅から隣のあおば通駅に向かって、珍しい発車メロディを聴いてみよう。

音だけ記録してもいいけど、せっかくだから動画で記録しておこう。数年前までは仙台駅のどのホームでも当たり前のように使われていたけど、現在ではここだけなんだって。この曲は好きだけど、仙台駅の新幹線ホームの旧発車メロディが一番聴きたかったね。もう聴けないのが悲しい。

これからお世話になるお友達と合流したら、おうちで近くのスーパーで買った色々なオードブルを食べながら、ちょっと豪華な夕食を済ませたよ。

お食事中、友達がお得意の水彩画について色々教えてくれたんだ。オレが描くときは、安い油性の色鉛筆を使うことが多いのだけど、その人とは感覚が違いすぎたね。水彩色鉛筆を使うお友達は、色鉛筆1本に数百円のものを使っているんだ。

オレが高価なものを使ったら、慎重に扱いすぎてうまく描けなくなると思う。オレとしては安い画材で、画材に意識を持っていかれることなくのびのびと描けるのが一番だよ。

秋保おはぎやホームメイドなタピオカを飲んだりした昼食

オードブルを食べている最中、仙台に来たならこれを食べた方がいいという地元のおはぎをお友達の父親からオススメされたんだよ。すぐに売り切れてしまうらしく、翌日に朝からお友達の車で向かったんだ。朝からありがとう。

一見すると、地元のスーパーマーケットのように見えるけど、「秋保おはぎ」という名前が書かれた看板がそこら中に飾られているんだ。観光客の人たちがおはぎを沢山買っていく場所になっているらしい。

オレ達が来た時は駐車場も売り場も平和だったけど、観光バスが沢山止まっていることもあるんだって。こんな小さいスーパーにそんな沢山の人が来るなんて恐ろしい。電車から降りてバトルをして、ここでもバトルをすることになるとは。

家族の分も含めて買ってきたつぶあんとゴマがまぶされた秋保おはぎの一部と、コストコで買ったつまめる「ハイローラー」という食べ物。これが今回の戦利品もとい昼食。

先に秋保おはぎを食べるよ。ボタンちゃんの前でぼやくのも悪いけど、あまりおはぎは食べないから、どうおいしいかはよく分からないんだ。ただこれだけはいえるよ。手作りだからか、噛むたびにもちもちとした中に甘さを感じられて、懐かしい気持ちを味わえるんだ。もしお盆の時期に食べていたら、この気持ちもひとしおだったのかもしれないね。

ここでもうひとりのお友達と合流して、まだまだ沢山あるコストコの食べ物も一気に消化が進むね。そしてバーベキューオフの時にそのお友達からもらった、 お互いが絵を描いたものを交換し合う「アーティストトレーディングカード」のお返しをしたよ。こういう遊びを初めて知ったけど、交換することでお互いがどんな絵を描くのか分かって楽しいね。

昨日はあまり寝ていなかったせいか、ウトウトとしていたら、あっという間に真夜中。色々なお話を聞けて楽しかったよ。真夜中までありがとうございました。

電車の酷い遅延で新幹線に振替してもらって少し幸せなひととき

3日目の朝を迎えて、おうちに泊まらせてくれたお友達とは別れたよ。3日間ありがとうございました。オレは電車でゆっくりと自宅に帰るよ。台風が関東辺りにいるから、無事に帰ることができるかちょっと心配。

JR東日本の運行情報では、まだ白石駅から黒磯駅は運転見合わせしていたから、オレが乗ろうと思っていた福島行きは運休で、そのつぎの仙台シティラビット2号も運休。幸いにも10時50分発の仙台シティラビット2号は動かしてくれるらしい。この時点でもう11時。この段階で順調にいけても18時頃だね。

福島まで行ってくれることを期待したら、やっぱり白石止まりになってしまったよ。福島までの運行復旧まで待つ覚悟をしないといけない時が来たね。

気を落ち着けて待っていたら、白石駅の駅員さんと思わしき人が大急ぎでオレを含む乗客のみんなの行き先を聞きまわり始めたんだ。何が起きているのかと思ったら、どうやら福島駅までの代行バスを出してくれるらしい。まさかこんなことがあるとは。

福島へは結構な距離があるし、あらかじめトイレを済ませてバスの車内に入ったよ。みんな訓練された人たちだからか、みんな感謝しているのか、車内が恐いぐらいに静かだったよ。もし青春18きっぷを使っているなら、体力を温存しておきたいしね。外ののどかな風景を見ていれば、あっという間に福島駅だよ。ありがとう代行バスの運転手さん。

実はバスに乗っている最中に東北本線の運行情報を覗いたら、福島駅周辺の在来線も復旧したように書かれていた気がするけど、また元に戻ってしまったみたい。電車の案内もまっさら。極め付けば、ホワイトボードに書かれた「現在のところ運転再開の見込は立っておりません。」の文章。

駅員さんがいる場所の周りには、今後の電車の見通しや振替のお話を聞きたいからか、人だかりができていたよ。新幹線はいつも通りに動いているから、福島から新幹線で向かう人も沢山いそうだね。

オレはもうしばらく在来線が復旧するのを待ってみよう。ちょうど目の前にあるイトーヨーカドーを見てみたり、福島駅の駅ナカを散策してみたけど、まだ復旧する様子はなさそう。もう15時近くだし、さすがに何か食べよう。

福島に着いて最初に目にかかった「松月庵そば処」に行って「冷やし月見そば」を食べたよ。駅のホームで営業しているようなラーメンやそばのお店を感じさせるような風格。一昨日や昨日はおはぎなどの重いものを食べたから、久々にさっぱりとしたものを食べたら生き返るね。まるで水を飲むようにスルスルと喉を通ってしまうよ。ごちそうさまでした。

食べた後は福島駅の在来線ホームで待つことにしたんだ。長いこと待っていると、唐突に17時50分頃に郡山方面の電車の発車見込みを知らせる放送が流れたよ。放送を聞いて人が続々と集まってきて賑やかになるけど、持ち上げて落とすように、発車見込みの電車は再び線路点検の影響で19時頃にずれ込んだんだ。このままだと終電も危ぶまれるよ。素直に新幹線で郡山までいこう。決心したよ。

有人改札でダメ元で新幹線での振替ができるか尋ねたら、なんとできるらしい。これは一気に気持ちが好転したね。新幹線振替乗車票をもらって、18時16分発のやまびこ154号 東京行きの新幹線に乗るよ。まさかの良い意味でのハプニングでボタンちゃん達は興奮状態。とはいえ、まだ運転見合わせとなっていた白石駅から松川駅の間を過ぎる分しか乗れないから、新幹線で乗れるのは隣の郡山駅までだよ。

ようやく最寄り駅に到着

郡山駅までいけたらあとは簡単。みんな早くから新幹線で回避してしまったのか、いつもの新白河駅や黒磯の駅でのレースも見られなくて平和だったね。何とか最寄りの駅までたどり着いて、電車の電光掲示板を見てみれば、どの電車も1時間以上も遅れてしまっているよ。もう疲れてしまったけど、無事にたどり着いてよかった。ここまで来れたのも、代行バスや新幹線での振替を用意してくれたJRのおかげだね。ありがとうJR東日本。

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