にっき

かみさまみならい ヒミツのここたま 第56話「コードネームは753」「バンバンダシダシ猛特訓じゃ!」の感想

ろくろを回すモグタン

第56話では、あかねちゃんの世話係であるフネさんの思い出の陶芸小屋を救うべく、ミシルとモグタンとビビットが頑張ったものの、最後にいい所を全部まとこくんが持っていったお話と、ダシマキとバンのすけに下した猛特訓をたませんにんが用意したものの、たませんにん自身も間違って猛特訓をする羽目になってしまったお話の2本立てだったね。

ガールフレンドの力は恐ろしい

陶芸小屋を救う上で、ラキたまのほかにモグタンも活躍したのは珍しいよね。でも活躍したというよりは、ラキたまが良いように利用しただけだけどね。でもきっとモグタン自身はお菓子で利用されたことに気づいていないよ。純粋な気持ちでお菓子に一直線だったからこそ、ろくろの高速回転を見ることができたんだ。

それと同時に、ラキたまがモグタンの弱点を悪気もなく突いてしまう無神経な様子も垣間見てしまったね。そんなことをしておきながらも、遠心力でモグタン達が飛ばされてしまって、肝心なお菓子を食べることができなかったのだから寂しい。まさに”努力は報われる”の逆を行っているんだ。残念ながらモグタンの全力ダッシュは報われなかったよ。悲しい。

嘘をつけば自分に返ることを体現してみせるたませんにん

全く賛同できないたませんにんの指導方法。もはやダシマキ達の頑張る様子が見たいのではなく、苦しむ様子を上から眺めたかったという想いがあったんじゃないかと疑うほどだよ。いつものたませんにんだね。

だからこそ今回はそれで終わりではなく、たませんにんも修行を強いられたのはちょっとスッキリしたね。暗にたませんにんはテレビのみんなに伝えていたのかもしれない。嘘をつけば自分に返ってくる。テレビのみんなは絶対に嘘をついちゃいかんぞ。切実なメッセージだったね。この機会にもう少し真面目にして欲しいところだけど、真面目になったらもはやそれはたませんにんではなくなってしまうと思うんだ。だからずっとこのままでいいよ。

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