にっき

かみさまみならい ヒミツのここたま 第69話「アニキの恋…」「みんなでハッピー!?バレンタイン」の感想

暴走するサリーヌ

第69話では、あの悪徳なお店をいくつも出してきたBBCの店長であるアニキが、お店の商品を買ってくれた駄菓子屋さんのお姉さんに恋をしてしまうお話と、バレンタインデーでチョコを作る中で、ユラノとピンコがサリーヌの真実を知らずに悲惨な目に遭ってしまったお話の2本立てだったね。

持ち上げて落とすキラリス

67話目でラキたま達がサッカーで遊びながら、オーバーヘッドキックをもやり遂げようとするチャレンジ精神をもバカにしていたキラリスのことをオレは忘れていないぞ。お子ちゃまねぇ。頑張るみんなの姿をまるで息を吐くように見下すなんて悲しい。

今回はさらにキラリスに対して残念な気持ちにさせられたよ。駄菓子屋さんのお姉さんのこのかさんは結果的にうまくいったからよかったものの、アニキは粗悪品を高値で売るような悪いことをしていた人だし、容赦はなかったのかもしれない。とはいえ、キラリスが最後に魔法を掛けなければ、アニキは無茶をしなかっただろうしね。それ以上にオレは最後のキラリスの様子を見逃せなかったよ。散々持ち上げて一気に落とすようなセリフを吐いて、すぐに次の獲物を探す切り替えの良さはアニキ以上に恐ろしい。キラリスは愛があるかどうかだけしか見ていない。自分のやり過ぎで失敗してしまった結果も反省せずにあっさり見捨てる。

これは流石にキラリスはアニキに謝ったほうがいいよ。愛を悪いように弄ばれた恨みは大きいんだ。キラリスがその辺について一番知っていると思っていたのに。

ユラノは赤ちゃんの扱いがうまい

ピンコとユラノも含めて仲良くバレンタインチョコを作る様子をただただ眺められると思っていたんだ。だけどオレは油断していたよ。サリーヌがここでも暴走するとは思っていなかったね。こんなに仲良く作っている中でまさかサリーヌが汚れて暴走しないだろう。オレの中での願いがあったのに、それを見事に破壊したんだ。もはやサリーヌかパリーヌがいる間はどんな天変地異が来るかわからない。常に心の片隅に入れておこう。

そして、サリーヌの暴走と同時に知ることができてしまった、サリーヌの問題を知らないユラノ達に対する冷たさ。おシャキが早く逃げるように全員に言ってくれたし、あんまり文句をいうのはよくないね。内心でおシャキ達は思っていたのだと思う。サリーヌ達とお友達になった以上、一度は味わうことになる試練だから頑張って。そんな無責任ながらも仕方のない事情。それをユラノ達は今回味わった。いい経験だったね。

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