にっき

お茶の水にある同人工房でオリジナルな絵が描かれたマグカップやマウスパッドを作ってきたよ

2019年12月27日は、東京都は御茶ノ水駅前にある同人工房というお店で、オリジナルなマグカップやマウスパッドを作ってきたよ。本当は年末に突入するまでに作りたかったけど、コミックマーケットの開催期間までずれ込んでしまったよ。

初見だと分かりづらい御茶ノ水の同人工房

東京メトロ丸の内線やJR線が通っている御茶ノ水駅から早くて徒歩数分で着くことができるけど、同人工房があるビル自体にたどり着くのに、建物と建物の隙間を通らないといけないんだ。所見では絶対に迷うね。みんな気を付けよう。

同人工房があるビルの前

この赤いポスターが目印。エレベーターで6階まで向かって降りると、どこかの事務所の入口かと錯覚するような扉で、これもまた初見だと入りづらいんだ。知っている者こそが気軽に入れる空間。これが同人工房なのか。

同人工房で用意されているテーブルと制作グッズメニュー

恐る恐る入ってみれば、店員さんが丁寧に案内してくれたものだから、さっきまでの緊張した感覚は何だったのかと思って安心したよ。まず何を作るのかを聞かれるから、それを話したらテーブルに案内してくれるよ。

同人工房で用意されているいくつもの作業テーブル

周りには大きな同人誌やポスターを作るために用意された大きな印刷機があったりして、同人工房という名にふさわしい雰囲気。案内されたテーブルも、怪しい機械があったり、金属製の定規もあったりして、いざとなれば追い込みを掛けることができそうだよ。

年末でコミケの準備に追い込みを掛けている人が多いと思ったけど、待たされることもなかったし、オレが想像していたよりも人はいなかったね。みんな行きやすい池袋の方に行っているのかな。

そしてこれはテーブルの上にあった制作できるグッズのメニュー価格表。もし余裕があれば、休日より平日に行った方が1個当たりの値段が安くなるから、平日で作った方がお得だよ。

オリジナルなマグカップを作ろう

早速まずはオリジナルなマグカップを作ろう。同人工房のサイトに用意されていた、マグカップ用のテンプレート通りに描いたイラストのデータが入ったUSBメモリをお店の人に渡すんだ。

何も印刷されていないマグカップ

お店の人がUSBメモリに入ったデータで色々やっている間、何も描かれていない沢山のマグカップが入った箱を持ってきてくれて、印刷に使う分だけ自分で取り出すんだ。取り出したマグカップにもし指紋が付いていたら、気づいた段階ですぐに何かの布でふき取った方がいいよ。熱転写で絵を印刷するからか、指紋の部分が白く残ってしまうからね。

テンプレート通りに作ったデータの印刷が済んだ転写シートを店員さんが持ってきてくれたよ。これを断ち切り線(上下左右にあるWのような線)に沿って切っていくよ。オレの時は断ち切り線に沿って折り目を付けてからハサミで切ったけど、長い定規とカッターを使って切った方がいいね。

切ったものは専用のテープを使って、転写シートの表面がマグカップの転写する面に合わせて、浮いてしまわないように気を付けながら固定していくよ。慣れている人ならともかくとして、上下真ん中にそれぞれ3か所止めた方が安心なんだって。

そしてとうとうやってきた転写機。「155」と書かれているのは温度。マグカップを置く部分を取っ手で開けて、やけどしないように気を付けながら置くよ。一度置いたらすでに転写が始まっているから、一度置いたらまたずらしたりしないようにね。

完成したマグカップ

温度が193度になってブザーが鳴りだしたら、マグカップを取り出して、近くにある扇風機が回してマグカップが冷やせる場所にしばらく置いて、冷えるのを待つよ。そして冷えたものが上のマグカップ。転写シートの段階で色が変だから嫌な予感がしたけど、完成した通りは思った通りの色で安心したね。

オリジナルなマウスパッドを作ろう

今度はマウスパッドを作るよ。マグカップと同じく熱転写で絵を当てつけるから、さっきとやり方はほとんど一緒だよ。

さっきと同じく、何も描かれていないマウスパッドを沢山持ってきてくれて、それを印刷する枚数分だけ取り出すんだ。そして店員さんが絵のデータを印刷した転写シートを持ってきてくれて、それもまた断ち切り線通りに切っていくよ。

これも同じく切ったものを専用のテープで転写シートとマウスパッドをうまく固定するわけだけど、マグカップと違って、4点の固定だけだと上手く持たないと転写シートとマウスパッドの中が浮いてしまうから気を付けないとね。お店の人からは4か所と言っていたけど、もっとテープを貼ってもよかった気がする。

完成したマウスパッド

転写シートとマウスパッドが浮かないように、慎重に転写機に乗せて、193度くらいまで上がってブザーが鳴るのを待つよ。取り出すときは熱いから慎重に取り出して、熱が冷めたら無事に完成だよ。マグカップと同じく綺麗にできたね。

オリジナルなグッズができて満面の笑みで帰宅

全て完成したら、お店の人がグッズを入れるためのフィルムや箱を持ってきてくれるよ。まさかのマグカップ用の箱の組み立て方に苦戦したけど、そこもお店の人が教えてくれるから安心だね。

完成したら包装用のケースがもらえるよ

ここでようやく会計だけど、マグカップが1個500円のものが2個、マウスパッドが1枚400円のものが2枚。合計1800円。他の業者にお願いしたら、普通に1万近くはいきそうなものだけど、2千円を割っているからね。

だけど、全部セルフな作業になっているおかげで安くできているから、もし失敗してしまった時は全部自分持ちだよ。でも初めてやってみて失敗しなかったのだから、殆どの人は失敗することはないと思うんだ。分からないところは店員さんが教えてくれるからね。

家に帰って早速グッズを使ってみる

家に帰ってから早速使ってみたよ。機械は同人工房で借りたものとはいえ、まるで業者にお願いして作ったものを使っているような気分。同人工房がどんなところかが分かったし、積極的に使っていこうと思うよ。

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