かみさまみならい ヒミツのここたま 第63話「ここたまランドでクリスマス」の感想
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第63話では、ラキたま達が考えたここたまランドでのクリスマスパーティーに、こころちゃんやのぞみちゃんは協力するのではなく招待される側になって、こころちゃんが買ってきた唐揚げがきっかけになって急遽乗り気になったユラノ達も含めて盛り上がったお話だったね。
スパイとしての自分を手に入れることができたパリーヌ
クリスマスプレゼントの交換会でパリーヌが偶然手にしたものは、ミシルが用意したスーパーここたまスパイになれる仮面。パリーヌがこんなものもらってどうするの。釣り合わない。そう思うだろうけど、オレの中では必然のように思えてならないよ。
パリーヌの嫌がることの一つとして、ジロジロと見られたり注目されること。その羞恥心さえなくなれば最高のポテンシャルを発揮できるはず。スーパーここたまスパイが導き出した答えは、パリーヌにも仮面を身につけさせること。スーパーここたまスパイであるミシルは、普段は何もしていないように見えて、パリーヌの全てをしっかり把握していたんだね。パリーヌに自然と仮面を行き渡らせるまでの流れまでの全ては構成員を増やすための作戦。これがミシルの本気か。
そして作戦通り、パリーヌは新しい自分を見つけることができた。仮面を身につけている最中は声のトーンが2倍程度は増しているよ。残念ながらパーティの途中で外してしまったけど、ミシルとしては間違いなくて手応えがあっただろうし、パリーヌとしても新しい自分を開花させるためにまた身につけるはず。このクリスマスパーティの日がもう一人のパリーヌもといコードネーム816(?)の誕生の日としてこれから語られることを願ってるよ。
参加したい気持ちにさせたからあげ
偶然にもこころちゃんが唐揚げを持ってきてくれたおかげで、ユラノ達とも一緒にクリスマスを楽しめたね。思い出を大事にするユラノだからこそ、唐揚げを口にしながら、あの頃の記憶を頭の中で巡らせていたに違いないね。
ガラガラでいつも暇を持て余している毎日。ただ公園を歩くだけでも、その場所で過去にどんなことをしていたかきっと思い出していたのだと思うよ。この場所でどんなここたま活動をしていたか、子供達と一緒に影でこっそりご飯を食べたことや、子供達とこっそり遊んだりと、その場所その場所で思い出がたっぷり詰まっているんだ。その思い出の一つである最初で最後のクリスマスパーティーの記憶をまた新たに作ることができてよかったね。
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