かみさまみならい ヒミツのここたま 第72話「ずっぱずっぱ!アレンジムクムク」「ウサギの神さま、再び」の感想
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第72話では、ものづくりのプロのレンジと偶然出会った芸術的センスのあるムッシュムクンヌが組んで、身内のここたま達に2人のセンスが入り混じった家具を振り撒いたお話と、ウサギの神様としてラキたまとメロリー以外にもビビットが加わって演じたお話の2本立てだったね。
レンジは褒められると変わる
レンジは自分を信じて物作りをしてきただけあって、褒められ慣れていなかったんだよ。だからこそ、あれだけ褒められて、ライバルとして見ていたムッシュムクンヌの見る目を変えてしまったんだ。それだけではなくて、褒められる相手にもっと褒めてほしいと言う想いが強くなりすぎて、道を捻じ曲げてしまったこと。メロリーやゲラチョが気づかせてくれなかったら、今頃とんでもない道へ突き進んでいたよ。
とはいえ、レンジの心の中ではムッシュムクンヌのような対等に近い立場から意見をもらえる存在を欲していたのだと思う。ピンコとは良い相棒でも、物作りのセンスは皆無だからね。同志からの細かいアドバイスを受けながら、以前よりも少しずつ完成度が上がっていく。それを期待していたんだよ。結果として褒められすぎて、道を踏み外しそうになってしまった。でもレンジは学んだね。同志からの意見は求めず、自分の力で作り上げていくべきだということを。
第3のウサギの神様
ラキたま達の無茶振りで誕生してしまった第3のウサギの神様。みんなからはラキたまやメロリーに怒っていたけど、オレはいいと思うよ。ビビットのもう一つの顔を見ることができたことが何よりも嬉しい。
そして何より、アマゾアナの探検への実現が近づいていることが発覚して、ハッピーハンター活動に対する意欲がさらに増しているよね。そんな中でのちょっとした癒しは必要だと思うんだ。羽目を外し過ぎれば顔を見られてしまうギャンブルではあるけど、流石に理性は保っていられるのがビビット。おまけにウサギの神様の秘密を守るようにお願いもしてくれた。ハラハラする場面ででありながらも配慮を欠かさない余裕っぷり。でものぞみちゃん達がいなかったらもっと羽目を外してくれたに違いないよ。あのニコリをあやすビビット以上に羽目をはずす場面を見てみたい。オレは強く願う。
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