かみさまみならい ヒミツのここたま 第42話「みんなでつくろう!新メニュー」「夏だ プールだ ここたまランド」の感想
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第42話では、ピンコとレンジが夏の新メニューを作るためにのぞみちゃんのおうちが犠牲になって、代わりにこころちゃんのおうちでラキたま達と新メニューを考えたお話と、またもや現れたたませんにんが珍しく良いことをしていったお話の二本立てだったね。
ピンコとレンジが気分転換にここたまハウスを汚しに来たよ
ピンコとレンジがここたまハウスに来た理由。ピンコ達が言っていたのは、良いように考えればその通りだよね。冷静に考えてみれば、のぞみちゃんやビビットからソフトに嫌味を言われてしまったのかもしれない。こころちゃんのおうちから沢山の材料を拝借していたことを考えると、のぞみちゃんのおうちからは当然のように沢山の材料が無駄に使われていただろうしね。当然だよね。レンジは他所の家にお邪魔しているという意識はあると思ったけど、ここたまハウスの目の前に料理に使うフライパンなどをぶちまけてしまうし、ピンコはピンコでせっかく完成したメニューのメモを忘れてしまうし。これでも商売できるのか。良い意味でも悪い意味でもここたまの世界での商売は緩いね。
せっかく協力してくれていたラキたま達のメニューも空振り。唯一キラリスのプリンは美味しそう。うまくプッチンとお皿に落ちなかっただけで次に回されてしまったのが惜しいよ。そして地味にプリンの型をすぐに作ってみせる手際の良さ。こころちゃんのお母さんの知恵から生まれたのか。まさに恐ろしい子。
一番奇抜だったのはパリーヌの冷やし納豆。パリーヌらしい材料が渋いチョイス。オレはここでパリーヌの質素な食生活を想像してしまったよ。まるで昭和の頃では当たり前だったご飯と梅干しと納豆とお味噌汁という献立を。質素な食事だけど、あっさりと腹6分目でちょうどいい。食べながら、ボソッと囁いているシチュエーションを容易に想像できてしまうね。
パリーヌの日々のストレスはプールが癒してくれる
今回もたませんにんが来たけど、かなり珍しく良い事をしていったね。むしろピンコの商売魂が露骨に嫌らしかったよ。心を込めて作ったとはいっても、他のここたま達の20倍のキラキラを徴収しようとするなんて恐ろしい。
何よりも、たませんにんがここたまランドをプールに改造してくれたおかげで、パリーヌのさりげなく渋い台詞を聞くことができたのが収穫だよね。「ああ、なすがままに流されていく。けど、それが楽しい。」水と戯れるサリーヌを気にせずに、ただ水の流れに従っていく。これができた暁には、ラキたま達がいる中で早朝にこっそり抜け駆けして、瞑想に浸りながら流されることに夢中になるに違いないよ。パリーヌの望む生活に徐々に近づいていく。
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