5月6日は東京都の東京流通センターでけもケット6が行われたよ。今回も例によってサークル参加で申し込んで無事に当選したから、以前の横浜大さん橋ホールが会場ではないから、いつもと違う路線や電車を使うことに戸惑いを覚えながらも、最寄駅である流通センター駅前に向かったよ。
いつもと違う風景がちょっと新鮮な東京モノレールの車窓
けもケットの会場に向かうまでの道のりも実はオレの楽しみの一つで、今回は東京流通センターに向かうために使うことになる東京モノレールは使ってみたかったんだよね。かれこれ東京モノレールを使うのは、高校の修学旅行で羽田空港に向かうために使って以来だったりするよ。
東京モノレールの始発駅である浜松町駅自体は以前によくポケモンセンターでお世話になっていたことがあったけど、東京モノレールの駅入り口がどこにあるのか記憶にないんだよね。Googleマップのストリートビューで調べてみると、道路上からは入り口は確認できないというまさかの事態になってしまって焦りを覚えるオレ。どうやらJR線近くの貿易センタービルという大きな建物に入る歩道橋を登って、そのビルの建物内に向かえば、東京モノレールの浜松町駅の入り口があるみたい。わかりづらいね。
当日は若干迷いながらも無事に東京モノレールののりば近くまでたどり着いたから、のりば近くのファミリーマートでサンドウィッチを買って、いざ最寄駅まで直行するよ。東京モノレールの風景の半分程度は廃棄物処理場のようなものが映っていて、正直言って景色がいいとはいえないけど、上の写真に映っている天王洲アイル駅から大井競馬場前駅間の風景はよかったね。
京葉線にありそうな風景だけど、鉄道によくある電気を供給するための架線が見えないというのがいいよね。なんだかんだで廃棄物処理場や何から何まで含めて、高校の頃を思い出したような気がして、真剣な眼差しで風景を凝視していたよ。
関東一のケモノイベント即売会らしい混雑やざわつき
懐かしい気持ちに浸っていたらあっという間に流通センター駅に着いたよ。思った以上に駅のホームが狭くて、オレと同じくサークル参加する人たちでなかなか前に進めないよ。これは予想外だったね。なんとか売り子をお願いしている人と待ち合わせをして、流通センターの会場内に入ることができたよ。ちなみに流通センターの入り口前にはローソンがあったと思うから、何か飲みたいものや食べたいものがあったら、そこで早めに買うのもありだね。
ちなみに、一般参加の人が10時前に会場付近にいたらペナルティになるという話が出回っていたようで、当日はそんなことは知らないと主張するかのごとく、一般参加の人と思わしき人が沢山いたね。実際のところ、特にペナルティはなかったらしいよ。
無事に配置されていたサークルスペースにたどり着いて、あたふたしながら設営を済ませると、上の通りに出来上がったよ。前回のイベントでの設営と大きく変わったところは、古い既刊の置き場所だね。カシカッシーを全巻並べたいところだけど、さすがに全て置くことが難しくなってきたんだよね。だから、古い既刊の見本を一冊ずつ並べて、そのスペースを古い既刊コーナーとしたよ。古い既刊コーナーに欲しい本があれば、声をかけてもらえれば本を渡せるよ。
既刊コーナーは設営するオレとしては大事な新しい要素だけど、それよりもビルのように佇んでいる今回のジュエルペットの新刊である「らりまぁ!」や、ジュエルペットのアンソロジー本第二弾である「Jewelry Tales 2」、そして「プレーズといっしょ」を見てほしい。これだとまるでカシカッシーの本が低すぎて寂しいよね。これもオレがカッシー達の漫画の熱意が足りていないせいだと思う。そもそも本来はこのイベントでカシカッシーの本も出す予定だったし、今度こそは出せるように頑張らないとね。
もう一つ気になるのは、右側に見える緑色の何やら怪しい物体。実は数週間前にポプルスで注文していたミニクッションなんだよね。触った瞬間にオレは確信してしまったんだ。まるで「おっぱいマウスパッド」の感触に恐ろしいほど似ていると。まさかカッシーが描かれたクッションでその感触を改めて感じることになるとは思わなかったね。怪しいことを想像してしまったけど、触り心地はとっても気持ちいいものだよ。
椅子をもう一脚借りてきて、設営も済ませて、見本誌の提出も済ませてしまえば、あっという間に一般入場の時間になったよ。こんなに会場が広いのだから、空気が淀むようなことは多少は良くなるだろうと思ったけど、そうは甘くなかったんだ。
入場が開始されて数十分経てば、じわじわと空気が淀みはじめて、売り子の人が先に喉がやられ、オレも喉がおかしくなり始め、多少の息苦しさを感じた気がする。まるでコミケのような空気。昨年の横浜の時はどうだったか覚えていないけど、まさかケモノオンリーイベントでコミケのような感覚を覚えるとは思わなかったね。でもどう対策をしたらいいのか分からないよね。
調べてみれば、パニック障害や自律神経の問題などと書かれているけど、ようは水分補給をしっかりとして、この淀んだ空気に打ち勝つかのごとく、イベントに挑んでいけばいいんだ。間違いないね。
そんな中で、カシカッシーに手を取ってくれた人のうちのひとりの方がスケッチブックをお願いしてきたよ。なんだかんだで身内の人以外からは初めてのお願いかもしれない。どの程度の時間で完成するかは分からないけど、お願いしてきた方には、とりあえず1時間後にまた来てほしいということを伝えたよ。そして、この淀んだ空気の中で打ち勝つように描いたのが、上のカッシーくんだよ。
けもケットの混沌とした空気を忘れさせてくれるかのようなカッシーの表情。オレも一応サークルの主として、この笑顔を大切にしたい。混沌とした中でカッシーを含むカシカッシーのキャラが唯一の良心だったのかもしれない。この絵からオレの思いが溢れ出たに違いないよ。スケッチブックをお願いしてきた人もカッシーの笑顔を見て喜んでくれたようだし嬉しいね。
終わりの時間が近づくにつれて、人が減ってきたからか、淀んだ空気も晴れてきて、オレの気持ちに余裕が見え始めたよ。混沌とした時や、人が減って来たタイミングを見計らってオレのスペースに来てくれた人が、色々とお土産を持って来てくれたよ。ありがとう。
オレが埼玉県民であることを見越してか、十万石まんじゅうや、東武線関係のお土産。他にも福島のスイーツをもらったり、スケッチブックをお願いしてきた人からは飴をもらったよ。全てのおやつは遠慮することなくスペース内でごっそりと食べたよ。ごちそうさまでした。
ムシャムシャを食べている間に、あっという間にイベントは終わり、会場内が拍手の音で包まれたよ。ありがとうけもケット。また会場はここになるだろうけど、また来年会おうね。
浜松町駅前での打ち上げパーティ
イベント後は、浜松町の某所で打ち上げパーティが行われたよ。さっぱりとしたお肉やこってりとしたお肉まで、色んなお肉が運ばれてきたんだ。痩せ型のオレにとって貴重なタンパク源。オレ以外にも同じテーブルの人は2人いたんだけど、オレは容赦無く無意識にガツガツと食べていたことは間違いないね。ごめんなさい。
終盤では締めのざるそばとストロベリーなアイスクリーム。もうけもケットの日も終わりつつあるのかと、寂しい気分にもなりながらも食べるオレ。甘いアイスの中に間違いなく感じる寂しさ。これが本当のイベント終盤の感覚なんだね。
色々と貴重な話をすることもできて楽しい打ち上げパーティだったね。この大量のご馳走を堪能できて、プレーズもきっと喜んでくれたはずだよ。主催をしてくれた人も参加してくれた人もありがとう。「帰るまでが遠足」というオレのマイルールを頭の思い浮かべながら、無事に家まで着くことができて、これでようやくけもケットのイベントが終了。改めてありがとうけもケット。
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