かみさまみならい ヒミツのここたま 第2話「ピアノの神様、メロリーなの♪」「ここたまの大そうじ!」の感想
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ラキたまと契約した後の2話目。まるでここたまがここたまを呼ぶかのように、今度はピアノからメロリーが生まれたよ。ここたまが2人になったことで、初めてのここたま同士での大掃除の2本立てだったね。
追い詰められると自分だけの世界に突入してしまうメロリー
こころちゃんのピアノから生まれたメロリーというここたま。ここたま界のルールで、こころちゃんと契約できないのが悔しいのはとっても分かるし、ここたま同士で張り合いたくなる気持ちも分かるよ。でも、よりにもよって、こころちゃんの前でこころちゃんの恥部となる話で張り合わなくてもいいじゃない。
契約者であるこころちゃんの前で恥部の張り合いをすることで、決断を急がせようとしているのかもしれない。メロリーに至っては、持ち前の曲を歌いつつ自分の世界に入り込んだり、泣いて誤魔化したりもしてきたね。もしこころちゃんが大家さん契約の話を出さなかったら、暴力で殴ったり蹴ったり、血がにじむような争いに発展していたのかもしれない。ここたまもここたまで契約争いが絶えない世界なんだね。そう感じざるを得なかったよ。
ところで、争いを止められた「大家さん契約」だけど、ペンで追記した契約書でもメロリーたちは問題ないみたいだね。こころちゃんはまだ小学生なのに大家さんのことを知っていたことに驚いたし、それ以上にメロリーが大家さんの説明をすんなりと受け入れたことに驚いたよ。まるで知っていたかのような表情。ラキたま以上にオレの頭の中枢を刺激してくるね。ここたまとして生まれた今、何となく昼ドラを観そうな性格をしていそう。恐ろしい。
掃除したはずが荒れ放題の大掃除
初めてのここたま達が協力で成し遂げた大掃除。まさにラキたまが仕切ったような最高の結果だったね。でももう少ししっかりしてるメロリーもいたのにこのありさま。
その後、ラキたま達が騒がしくすると思っていたけど、オレの予想は間違っていたらしい。気弱になっていたこころちゃんの悩みを、メロリーが初めての魔法でババッと解決。これがメロリーの力。オレも何かするときは音楽を聴きながらだし、音楽が与える力は大きいと思う。でもメロリーがこころちゃんに放った音楽は、いつも弾いていたピアノから生まれたここたまが奏でている音楽。こころちゃんがいつも弾いてような、楽しくて温かみのある音楽なんだね。
昼ドラを観そうな性格などと悪口を言ってしまったさっきまでのオレを思うと悲しい。ごめんなさい。これからももっとメロリーが奏でる音楽を聞かせてね。
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