度々親から納豆を食べた後に言われる事がある。納豆の容器はキッチンのある部屋のゴミ箱に捨てろって。何故かは大体分かると思う。そう、納豆から発する独特の匂い。関東の人は割と納豆に親しみがあって食べられる人も多いし、親も納豆が嫌いな訳ではなくて、ちゃんと食べられる。だけど、誰かが食べた後の納豆の匂いは強烈らしい。それほどなのか。

深夜に食卓のある部屋を漂う刺激臭

親の言う事を無視して納豆を食卓のあるゴミ箱に捨てたある日の深夜、食卓のある部屋に用事があって通ったんだけど、鼻にくる強烈な匂いがオレを襲った。加齢臭でもないし、何かが腐った臭いか。そんな臭いものは食べた記憶は無いと考えていたけど、食卓のあるゴミ箱から臭いが漂っているように鼻で感じた。

当時、刺激臭のするようなものをゴミ箱に捨てたのはせいぜい納豆くらい。まさか納豆慣れしているオレが納豆をここまで得体の知れない臭いだと感じ取っているのかってちょっと疑問に思ったんだけど、十中八九納豆のせい。多分臭いがここまで漏れていたのは、納豆のパックのフタを切り取って分けて捨ててしまっていたせいで、フタにこびり付いた納豆の臭いが容器の中に隔離されなかったから。

親の気持ちがよく分かった気がする。自分が納豆を食べているときは、鼻と繋がっている口の中に納豆が放り込まれるわけだから、鼻が麻痺してしまうんだと思う。納豆を食べていない周りの人は、その納豆の刺激臭をもろに感じてしまうわけだから大変。

納豆の容器はちゃんとフタを閉めよう

最近よくあるパックに入っている市販の納豆の場合は、納豆を容器から取り出して用済みになったら、しっかりフタを閉めてゴミ箱に捨てた方がいい。幸いにも納豆の粘着力のおかげで、フタを閉めたら大抵はまた開かない。こうすれば臭いは漏れないし、わざわざ離れた場所に捨てる必要も無い。このやり方が通用しないなら素直に離れた場所に捨てるしか無いけどね。

これは某料理アニメで得た知識だけど、そもそもパックに入っている納豆は臭いが強いらしい。本場の水戸辺りにあるような藁に入った納豆の場合だと臭いはしないんだとか。本当かなあ。