にっき

かみさまみならい ヒミツのここたま 第129話「カンナのここトレ修行」「お花を咲かせよう」の感想

クレーン修行で振り回されるカンナ

第129話では、カンナがライチに一人前ここたまであることをアピールしつつも、ラキたま達やライチ達の前で堂々と恥を晒してしまったお話と、たまシャインからのお叱りで、みんなで頑張ってお花を咲かせたお話の2本立てだったね。

緊張が最高の弱点なカンナ

いつも以上に頭の低いカンナ。「いえいえ、全然元気ですポン。」軽いお辞儀を何度もしながら言う様子は、まるでラキたま達がお客様であるかのようだよ。もはやカンナが見世物と化してしまっているんだ。見世物となったカンナらしく、みんなの期待を裏切らない結果になったね。みんなが「1人前ここたま 」と口ずさむたびに与えられるプレッシャーで怯えや震えを感じながらここトレに突き進んだのがこの結果なんだよ。

最後はここエナジーで名誉挽回できたけど、それ以上にカンナの助けとなったのは、心配してくれたニコリの存在だtたよ。過去の記憶とニコリを照らし合わせたんだね。泣く赤ちゃん達を何度も泣き止ませてきた過去。それが今度は自分のせいで赤ちゃんであるニコリを泣かせてしまっている。せっかく築いてきた過去を壊す自分自身が許せなかったんだよ。今までのラキたま達のプレッシャーとは違った意識を持ち始めた結果が最後のクレーン修行だね。いざという時の本気が違う。さすが1人前のここたま。

そうそう、カンナが自信を持つべきところがあるよ。それはどんな状況にありながらも時報の太鼓を叩くこと。回転扉で自分が振り回されようとも、時報は欠かさなかったよね。きっとカンナなら、某スカイネットの映画みたいに、溶鉱炉に沈められながらも、時報を鳴らしてくれるに違いない。これだけは唯一裏切らないはずだよ。

ラキたまが砂をぶちまけて足を引っ張っていく

またたまシャインに叱られるラキたま達。まだ32話辺りしか観ていないオレからすると恐ろしくハイペース。そのたまシャインの期待を裏切るように魔法で壊していくラキたま。オレが今観続けている30話辺りとほとんど変わらない進歩っぷり。

花を出すところをなぜ砂で覆い被せてしまうのか。しかも失敗して驚く様子もなく、純粋にとぼけてしまっているよ。でも逆にオレは安心したかもしれない。ここたまの最初の話から今回の話まで変わらずに魔法に失敗しても恥じない精神。カンナは見習ろう。ラキたまの図太さを。ラキたま達のプレッシャーでいつかカンナの胃に穴が開くぞ。

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