2月9日は雪が降るくらい寒い一日だったけど、東武日光線の南栗橋駅近くにある南栗橋車両管区内で行われていたC11形207号機のSLの走行訓練を観てきたよ。SLが停まっている様子はすでに生で観たけど、走る様子を見るのは今回が初めてだから楽しみだよね。
東武鉄道はSLに対して相当の力を入れているようで、SLが間近で観られるように観覧スペースが設けられていたよ。お情けで設けられているようなものではなく、子供達がサッカーで思う存分に楽しめる程度には広々としていて、SLに対する知名度向上に対して全く出し惜しまないという様子が伺えるよね。サッカーが楽しめると書いてしまったけど、実際に中で遊んだりはしないようにね。
ちなみにこんな悪天候の中、傘をさしながらカメラを構えて写真を撮ろうとしている人が数人見られて、手の感覚が麻痺しそうなほど寒い日にも関わらず、カメラを構える一切ブレない姿勢は素敵だったね。きっと悪天候だから人は少ないと考えたのだと思う。オレも同じことを考えていたし、全く人のことをとやかくいえないね。ごめんなさい。
ちなみにだけど、観覧スペース前には直近のSLの運転予定日がずらっと書かれた紙が掲示されているよ。運転予定日のパターンを見る限りだと、平日である水曜日から金曜日にのみ行われるようだね。
当然ながら当日も運転予定日として記されているから、雪で運転されない可能性があるとにしても、雪とSLが合わさる様子を撮りたいという人が絶対に現れるよね。実際のところオレもそうだったりするし。
運転予定日を確認したのちに観覧スペースに入って少し待つと、遠くから汽笛が鳴ったと同時に、SLから吐かれる蒸気が視界を覆いながら、ゆっくりと近づいてきたよ。今回は警笛の音や、下から吐かれる煙の音、何から何まで新鮮。
今回はSLの後ろには車両が繋がっていたよ。どんな形式かはオレも分からないから各自で調べてみてね。今の電車が走っている時の音は静かで存在感がないけど、このSLの場合だと全く逆で、重圧な音がそこら中から出るから気にしないようにしていても気になるね。こういったSLが現役だった時代は車両をいくつも繋げて走っていたわけだから、技術の発達した今と違って、本来であればこのくらいの馬力のある音がしなきゃおかしいんだよね。技術の進化ってスゴイ。
静止画以外に動画という形でも記録しているから、SLがずっしりと走る様子を確認してみてね。ちなみに今も平日の水曜日から金曜日まで走行訓練を行っているみたいだから、下今市駅に行く前の貴重なSLの場面を観たいという人は、都合を合わせて今のうちに観ておこう。
恐らく12系客車かと、JRでは割と定番の客車です
因みに客車とSLの間に実は1両挟まっていますが、それは車掌車といいます
昔は貨物列車の最後尾に付いてましたが、今は基本的に付いてないです
役割は名前の通り車掌さんが乗る車両です
今回の東武の場合は車掌さんが乗る訳じゃなくて違う役割かもしれませんが(復活運転となると事情が特殊ですから)
定番の客車なんですね。全く知りませんでした。
間に挟まっている1両も言われて気づきました。そう言われてみれば確かに挟まっているなと。
挟まっている車両も含めて全てSLなのだと思っていました。
既に秩父鉄道がSLを走らせていますが、恐らくそれと同じような感じになるのではないかと推測します。