5月23日のジュエルペット マジカルチェンジは、ローラの朔太郎に対する思いがルーアとサンゴにゃんのおかげでぶち壊されてしまったり、サンゴにゃんが店長のスイーツショップが儲からなくて四苦八苦したり、いつものようにルビーがラブラ達に追われてしまう話の3本立てだったね。

スイーツ大作戦ですわ！

ローラが朔太郎を弟として向かい入れたい強い意志があることはよくわかったけど、朔太郎やあいり達の声をでかいパラボナアンテナらしきものを使って盗聴までするとはスケールがでかい。おまけに、真昼間から怪しい衣装を身にまとって盗聴行為をするという不自然なシチュエーション。多分秘書のお姉さんが用意したんだろうけど、よく許したね。

パラボナアンテナを駆使して、朔太郎の「甘いものが欲しい」という情報をゲットし、さらに自分の実力を顧みずに、とにかくチョコを作ろうというその接着剤よりも粘り強い意志から、単なるボンボンお嬢様じゃないということが分かってかっこよかったんだ。ただ、その先のちょっと頭が抜けてるルーアがサンゴにゃんを呼び出してしまったのが全ての始まりだったね。ルーアがローラの怪しいチョコをアートとして評価してあげて、朔太郎にプレゼントしてあげれば事は収まったというのに。朔太郎も得体の知れない目玉がついていたり、妙な生き物の形をしているスイーツを見ても、とにかく食べられれば何とも思わないよ。

ローラもちょっと鈍すぎるよ。サンゴにゃんがドヤ顔で「スイーツ独占、サンゴにゃん♥」と本音を漏らしてしまった辺りで気づいてさえいれば、朔太郎に自分自身が注文した最高のスイーツにまみれた怪しい姿を晒して追いかけ回す事も無かったというのに。でも、あれはあれでローラは楽しそうに見えたぞ。あの時は口に出さなかったけど、きっと朔太郎にローラの身体中に付いたスイーツを食べたり舐めまわされたいという欲望に駆られていたんだね。

ルーアが根本的に悪いみたいに書いてしまったけど、一番悪いのは場をとことん荒らしたサンゴにゃん。でも最後のオチはサンゴにゃんの笑顔でフィニッシュか。また繰り返すぞコイツ。

サンゴのスイーツ屋さん

お金持ちのお嬢様は心がとっても広い。スイーツを作る計画は大失敗になったものの、ローラがサンゴにゃんに約束していた通り、サンゴにゃんの夢であるスイーツのお店を用意してくれたんだって。

ただ、スイーツを食べる専門家がスイーツのお店を開いちゃダメだと思うんだ。特にそこら中のスイーツを食い荒らすサンゴにゃんはね。とはいえ、せっかくルビー達が店前でお客さんを店内に誘導してくれたのに、並んでいたスイーツを全て完食するという善意を踏みにじる行為に出るとは思わないよ。しかも本人は食べているという意識さえもなし。さすがスウィーツランドを壊滅させた経験のあるサンゴにゃんはやることが違うね。

でも、ラブラにいいようにサンドバックにされたり、いつも酷いありさまなルビーにまでダメ出しをされたおかげか、サンゴにゃんが涙の味から答えを導き出して、お店が奇跡の大繁盛となったね。ただ、ポテチが売っていたり、せんべいが売っていたりと、サンゴにゃんが望んでいたスイーツのお店とは随分違う気がするけど、本人にとってはこれがいいんだと思う。やっぱりスイーツを食べる時が一番輝くサンゴにゃんだもんね。

とはいえ、多分お店の利益を全部サンゴにゃんのスイーツ代で消えることになると思うから、今は良くてもいずれ潰れそう。でも、そこでもお金持ちのお嬢様であるローラに頼ればいいか。なんとかなるよ。というわけで、オレにもサンゴにゃん特製の手焼きせんべいください。

ジュエルペット ただいま逃亡中

逃亡仲間に今回はサンゴにゃんが参戦。ラブラもスイーツ大好きサンゴにゃんの前となると、甘くて生ぬるいものが嫌いなラブラの口数も増えるね。

しかし、超巨大なチーズケーキのリング上では、スイーツ大好きという強い意志があるサンゴにゃんのプロレス対決では負けちゃうか。ラブラの「すっぱい・しょっぱい。にがい」の精神なんてこの程度だったのか。残念だよ。

次はキングが登場しちゃいます

男の子のジュエルペットをあまり見ないことについて、ラブラがプライオリティだとか大人の事情だとか言いつつも、今回のシリーズであるジュエルペット マジカルチェンジでは早速次の話でキングが登場しちゃうね。男の子のジュエルペットの好きなファンも結構いるんだぞ。

それはそれとして、キングはジュエルペット きら☆デコッ！の時のように、引き続きお金にうるさいキャラなのかな。タイトル的にそれはないか。