かみさまみならい ヒミツのここたま 第134話「魔法で大パニック!?」「炎のノラたま公園」の感想
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- カテゴリー: アニメ, かみさまみならい ヒミツのここたま
第134話では、魔法使いの映画をこころちゃん達が観た後に、色々なお店に寄りながらも、まるで魔法使いの映画がまだ続いているかのようにラキたま達が錯覚させてくれたお話と、たまシャインとカンナが偶然出会ったノラたま達を更生させるべく、たまシャイン達がヤンキーになって戦ったお話の2本立てだったね。
魔法の続きを演出してくれたラキたま達
最近のラキたま達からしたら、珍しいぐらいに失敗の連続。やっぱり魔法がうまくいくかどうかというのは体調や精神の影響が大きいと思う。ラキたま達がこっそりついていったことからも分かるよね。その映画が見たかったのに連れていってくれなかったから、その鬱憤が溜まっていたと思うんだ。それが全部魔法の失敗に繋がっていたんだよ。
ラキたま達の魔法には悪意は無いのだし、こころちゃん達が見た映画のテーマは「魔法」だったよね。むしろみんなに映画の臨場感を演出してくれたんだよ。まさに映画のポスターの背景に写っていた怪しい魔女がいる世界にいるかのように、不思議な魔法でこころちゃん達を不安にさせていく。ラキたま達が不器用ながらも教えてくれたんだ。現実こそが不思議な森の世界だということを。そして身近な存在であるここたま達のギャンブル同然な魔法こそが怪しい魔女同然、いやそれ以上に危ない存在だということを。今度からはラキたま達も連れていってあげようよ。
中二病の単語に弱いユラノ
たまシャインのペースにあっさりと乗せられてしまうユラノ。ただ強いだけでなく、巧みな話術で状況を変えてしまうのがさすが教育係だよね。ノラたま達のように孤立した存在は、とくまるがいつか他の家に住むここたま達に褒められながら馴染んでしまったように、褒められることに慣れていなかったんだよ。その辺をノラたま達と話しながら長所や短所を掴んでいたのかもしれないね。
特にユラノに対しては、会話の中に「最強」や「最高」そして「ライバル」という中二病を刺激する単語を攻め込んできたよ。ユラノは思ったんだ。そんな最強な存在と正々堂々と戦うことができて誇りに思う。とうとう最強に等しい存在になれた。オレだってそんな風に想像してながらよだれを垂らしてしまうよ。よだれを垂らさなかっただけユラノは偉い。とはいえ、次は同じ手は使えないだろうから、その時はたまシャインがどんな手を使ってくるか楽しみにしてるよ。
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