ジメジメと雨が降っていた2017年は11月23日の関東地方。そんな中でもカシカッシーやカッシーくん達を広めるべく、東京ビッグサイトで行われるコミティア122にサークルで参加してきたよ。
初めてのポスターを掲げてのスペース準備
錦糸町駅から国際展示場正門駅近くまで向かう都バスに乗って、着いたのは9時20分頃。この日の天候は雨。薄い本の天敵だよね。
傘を刺している人がちらほらいるよ。幸いにして傘で守らなくてもいい程度の小雨だったから、オレは傘を刺さずに東京ビッグサイトの中へ進んでいくよ。
今更だけど、今回のコミティアは数年ぶりのサークル参加。あの時と比べて、絵柄がガラッと変わっているし、オレのサークルスペースに惹かれて立ち止まった人から、どんなツッコミが来るのかちょっとヒヤヒヤするよね。
そんな思いをしながらのサークルスペースでの設営。今回はこの通りになったよ。シロデココ史上初の試みとなる、A3サイズのどでかいポスター。色々な人が大きなポスターを掲げているから、オレもビッグウェーブに乗るように掲げてみたよ。でも10年以上前からやられていたものだし、何度も見慣れた波に乗るようなものだよね。
まるで大きなことを成し遂げたような言い草。だって、大きなポスターは持ち運びが厄介だし、ちょっとぶつけたらしわや痛みができて大変じゃない。でも最近になって、オレは根本的に勘違いをしていたことに気づいたんだ。それは、あくまでも遠目でも目を引いてくれるような大きな紙の存在でしかないということ。別に美品として保たないといけないというわけでもないし、多少の痛みは受け入れることにしたよ。
深い深いストーリーをくぐり抜けて完成したこのポスター。肝心な絵は新刊の表紙からそのまま持ってきただけ。いいじゃない。遠目からどんな本を出しているのかが分かれば。細かいことはいいんだよ。
今回は売り子さんのいないサークル参加。どこかで昼食を済ませたり、トイレに行っている間は、サークルスペースから抜けないといけないよね。代役として今回はカッシーくんにお任せすることにしたよ。
スケッチブックに描かれた、周りに人が歩いていても気づかないくらいに熟睡しているカッシーくん。周りを歩く人たちの目線を釘付けにしてしまおうという作戦。そしてオレがいるタイミングで再び立ち寄るように導いてくれるはず。きっとカッシーくんならオレの期待に応えてくれるよね。オレはそう信じる。
ギーモンくんに遭遇したりオムそばを食べたり
サークルスペースを構えて参加しているから、あまりスペースの外に出られないよね。でもやっぱり気になる他のサークル。オレと同じギャグジャンルの場所をグルグルとしていると、以前に一般参加した時に立ち寄った、ギーモンという可愛いキャラが鎮座するサークルを発見したぞ。
ギーモンはぱっと見でわかる通りの地球外生命体もといエイリアン。地球の侵略を目論んでいるんだって。なのに、男子小学生の家に居候させてもらっていたり、その小学生も下僕扱いのサディストだし、ギーモンくんは実はマゾヒストなのでは。
オレは心底同情した。ギーモンくんにお金が向かうことを願いつつ、クリアファイルを買ったよ。そして撮らせてもらったギーモンくんのどでかいドアップ写真。ありがとう。いつかサディスト小学生から逃れられることを願っているよ。
お楽しみのお昼の時間がやってきたよ。コミティアの出入り口寄りでは出店スペースがあるんだ。そこでオレはオムそばという食べ物に出会う。焼きそばの上にトロトロとした卵焼きが乗っているんだ。
オムライスという似たような食べ物があるけど、これはまた違うジャンル。焼き目ができるほど焼かれているわけではないから、箸で簡単に卵を分けることができるよ。
卵が3割、焼きそばが7割。このバランスを保ちつつ口の中でモグモグしてみよう。すると、焼きそばだけなら間違いなく感じられるであろう水分を欲する感覚が、このオムそばはないんだ。きっと卵の水分がパサパサ感をカバーしてくれているに違いない。焼きそばの弱点をカバーしてくれているんだよ。これはスゴイ。革命的な組み合わせだね。
今度のコミティアでもついつい操られるようにオムそばを食べてしまうかもしれない。ずっと座っていて多少の疲れが見えていたオレだけど、オムそばのおかげで癒しをもらえたよ。ごちそうさまでした。
夕焼け目指して帰っていくコミティア参加者たち
オレの初の試みであろう大きいポスター作戦はどうやら成功したらしい。チラチラっとこちらのスペースを見る人。カッシーくん達がもっと見たくて本に手を取ってくれた人。興味を持ってくれる人が思った以上に沢山いたよ。
沢山の人がカッシーくん達に興味を持ってくれた。今回の結果をこれからの原動力として、カシカッシーの仲間達でワイワイガヤガヤしている元気な姿を描いていこう。今回はぐずついた天気の中にも関わらず、シロデココに立ち寄ってくれてありがとう。
16時にコミティアは終わり、ゆりかもめやりんかい線の駅に向かう参加者達。目の先にはあっという間に夜になってしまいそうな夕焼け空。夕焼け空が楽しいイベント後の寂しさに拍車を掛けるね。でも終わりあれば始まりがあるというし、今度のコミティアにも参加見込みだから、次も太陽とともに会おうね。謎の締め。
イベント後のMKレストランでのしゃぶしゃぶ大会
コミティア後は、JR御徒町駅前にあるMKレストランというお店でとり肉しゃぶしゃぶ大会をしてきたよ。しゃぶしゃぶ大会の参加者は、腐れ縁の仲となっているポケモンサイトの仲間達。以前に池袋店にも行ったことがあったから、今回の御徒町店で2回目。
今回は鶏肉食べ放題とソフトドリンク飲み放題で2時間いられるという、最もリーズナブルなチョイス。食べログ内のMKレストラン 御徒町店で鶏肉しゃぶしゃぶ食べ放題の存在を知ったんだけど、今はもうないね。ソフトドリンク飲み放題付きで2000円を割ってしまっていたから、さすがに安すぎたんだ。今でも同じ条件で選ぼうとすると、税別で2200円。これでも十分安い。
席に座って注文をすると、まず2つの種類のしゃぶしゃぶスープを選べるよ。詳しくは「MKしゃぶしゃぶとは?」を見てね。今回選んだのは無難にチゲスープとオリジナルスープ。辛いのが大好きなオレとしては嬉しい。
しゃぶしゃぶはお肉を一瞬だけ通して食べるようなイメージがあるけど、それはすき焼きだったかも。今回はしゃぶしゃぶだろうが何だろうが、そんなのお構いなしにとにかくお肉や野菜を入れていく。焼肉のように、とにかく勢いで入れていけ。みんなはその精神に縛られている。これからもずっと縛られる。
お構いなしに沢山材料を入れるオレたち。鍋とスープ達はそのやり方に納得できないらしい。まるで川がはん濫するかのようにスープが混ざり合ってしまったよ。オリジナルスープとチゲスープが混ざり合う混沌とした鍋世界。この仲間達でよく言い合う「終焉」というワードにぴったりだね。こういうことは欲していないのに、必然的に起きてしまうアクシデント。もはや仕方ないね。
話は逸れるけど、御徒町に来たのは2000年中頃のポケモンサイト関係でのオフ以来だね。しゃぶしゃぶ中にも話したけど、以前は歌うんだ村というカラオケ屋さんを利用するために御徒町に寄っていたけど、今はもう跡形もなく潰れてしまっているんだ。昔お世話になった場所がなくなるのは寂しいね。まるで思い出のある学校が取り壊されてしまった後を懐かしむ気分だよ。オーバーな話かもしれないけどね。
やっぱり昔の友人と話すと、こういう懐古な話がどうしても出てしまうんだ。仕方ないね。色々な懐古話をしつつ、みんなとお別れしたよ。ありがとうMKレストラン。ありがとう腐れ縁の仲間達。やっぱり親しみのある仲間と話すと楽しいね。
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