かみさまみならい ヒミツのここたま 第43話「浴衣でビッグウェーブ!」「ここたま、夏祭りへ行く!」の感想
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- カテゴリー: アニメ, かみさまみならい ヒミツのここたま
第43話では、キラリスのセンスで選び出された浴衣でビッグウェーブに乗ることができてしまったお話と、かつての怪しい駄菓子屋さんでお馴染みの二人組が縁日にもやってたものの、こころちゃん達は何もせずに終わってしまったお話の二本立てだったね。
物理的に涼しくできなければ気分だけでも
ラキたまのうかつなセリフによってキラリスを本気にさせた今回のお話。最初はラキたまと同じ気持ちだったよ。物理的に涼しくなれなきゃ意味ないじゃない。オレは現代の技術に慣れ親しみすぎて、それ以外の考えに及ばなかったんだよ。
それ以外の方法もあることをキラリスが教えてくれたんだ。エアコンがなければ、普段着ている服に知恵を注ぐしかない。キラリスのそれぞれの浴衣の説明を聞いていると、まるで俳句や短歌の授業を受けているかのようだよ。
そうだ、それぞれの浴衣には歌が柄として詰まっているんだ。その柄として描かれた花を想像しながら、花が咲いている周りの光景も頭の中で広げていけば、自分のその場にいるかのような気持ちになるよね。こうやって当時の人は気持ちで暑さを凌いでいたのだと思うと、すぐにエアコンに頼るのも考えてしまうよ。ラキたま達と同じく、考え直す良いきっかけになったね。
全員が優しい気持ちになったエンド
徐々にみんなに対して心を広げていくのぞみちゃん。それどころか、こころちゃんのここたま達を全員助けてあげる優しさを見せてくれたよね。男の子のカブトムシの問題もこころちゃんは話を聞くだけ聞いて終わってしまったし、今までで謎の終わり方だったよ。
むしろオレは射的の店を出していた悪質な2人組に対して、ちょっとした親近感が湧いてしまったよ。歳が離れているとはいえ、同じカブトムシを逃がしてしまった者同士で団結したり、ケイトちゃんの歌声に見とれてプロデューサーの人とはしゃいだりする様子は妙に感動的だったよ。きっと大きな汗を流していたこころちゃんと同じ気持ちだと思う。2人とも根は悪者ではないのだと。きっと元々は良い人だったに違いない。それが上の人達に染められてしまっているんだ。いつか2人の生態について知ることができる時を心待ちにしているよ。
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