かみさまみならい ヒミツのここたま 第20話「参上!ノラたまトリオ」の感想
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第20話では、寂れた公園に現れたノラたまが大活躍したお話だったね。ラキたま達に敵意を持つ初めてのここたま達。正面衝突のバトルが始まるのかと思いきや、そんなことはなかったね。ここたまが暮らす世界は優しい世界。
トリオだけでやってきたからこそ濃縮したユラノたち
ノラたま達もといユラノ達が占拠している公園。他の公園と違って、あまり手入れがされていないよね。それを容赦なく口に出してしまうのがラキたま。しかも笑顔で。とはいえ、ユラノ達がいることを知らなかったのだから仕方ないよね。些細な行動でよからぬ事が起きる。それがラキたまなのかもしれないね。
でも最終的に戦わずして仲良くなれたじゃない。さらにはユラノの方向音痴のせいで、おじいさんが探していた鳩を見つけることができたし、ハッピースターも手に入れてしまうという奇跡の連続。これはまさにラキたまのラッキーな力が働いたのかもしれないよ。まさにラキたまの予言通りにノリで乗り切った。スゴイぞ。
最初の些細な事でユラノ達と出会い、喧嘩を吹っかけられる関係だったのが、ユラノが顔を赤くして心を通わせるほどまでに至る、この短い流れ。ユラノはツンデレでラキたま達とタメを張れるほどに濃いし、威張っておきながらも気が合うんだよ。正直になればいいのに。そうならないからこそツンデレと言われる所以なんだよね。いつか自分をさらけ出す時が来るのかもしれない。オレは本音を漏らす時を待つ。いつまでもね。
敗北される未来を鮮明に再現するパリーヌ
最初にユラノ達の顔を見たのはラキたまとメロリーとゲラチョ。他はお留守番。まだ見たこともない相手で想像が難しいのに、パリーヌの想像力の良さにオレは少し驚いたかもしれない。
いつも消極的だからこそ、消極的な未来は鮮明に表現してみせるパリーヌ。誰も聞き返さなかったから分からずじまいだけど、パリーヌにもっと詳しく聞けば、自分がどんな無様なやられ方をするかしっかりと説明してくれるかもしれない。
そもそもパリーヌの再現映像によれば、周りにラキたま達がいなくて、パリーヌ一人が月に放り投げられているよね。いつも消極的でいながらも、頭の中では一人で戦っていて、誰よりも勇敢なんだよ。せめて頭の中ではパリーヌ自身が多少たりとも勇敢でいたいのかもしれない。消極的な気持ちを抱きながらも、全力で立ち向かう様子をいつか見てみたいよね。頼んだぞパリーヌ。
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