ジュエルペット マジカルチェンジ 第26話「ジュエル弁当マジカルチェンジ」「暴け!マジカル占いのヒミツ!」「朔太郎のマジカルおとぎ話」の感想
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9月26日のジュエルペット マジカルチェンジは、ジュエルペット達がお弁当になって、あいりを追跡するお話。ヘンテコなマジカル占いとルビーの不審な行動を解くお話。ルビーがかぼちゃに、ラリマー達はドレスに身をまとって、シンデレラの話を繰り広げるお話と、ルビーがラブラに追いかけられるお話の4本立て。いつもより多いのはルビー曰く見積誤り?
ジュエル弁当マジカルチェンジ
このアニメを観ている視聴者が全く見たことのないあいりの学校生活。あいりとは距離が近いラリマー達でさえも学校へ行く場面が思い出せないくらいなんだから、裏ではツッパリ女子中学生をやっているなんていう変な想像をしてしまっても仕方ないよね。あいりが朝ごはんを食べずに学校へ向かおうとするところを、学校に行かないルビーがわざわざおでんの残り物のはんぺんをちゃんと用意してくれているという、要領の良い場面を見せてくれているんだから、そろそろあいりの学校生活を見せてくれたっていいのに。
今回もあいりの学校生活を観ることができる貴重な話になると思ったけど、ローラのキャラ弁問題により、学校生活の様子は後回し。いつものように2本立てや3本立てだったら学校生活が観ることができたかもしれないね。
ローラの周りには超有名パティシエとかコックとかいるんだから、キャラ弁を頼めばいくらでも作ってくれそうだけど、大金持ちのお嬢様という格ともなれば、キャラ弁をリクエストする行為は勇気がいるよね。とはいえ、まだ女子中学生。全く不自然じゃないと思うよ。むしろ、オレが同じ年代の女の子だったら、ルビーやラリマーのキャラ弁を母親に躓くことなくリクエストしたと思う。あいり達の学校生活は観れなかったけど、普段は見栄を張っているローラの些細な悩みでモゾモゾしている様子が観ることができたし、ルーアがローラに対する笑顔の優しさも見ることが出来てほおが緩むお話だった。
そして、忘れちゃいけないお腹が空いた状態ではルビー以上に容赦ないラブラの食い意地。ラブラがルビーを喰らい尽くそうとする様子は、なかなか野性的だったね。いつもの姿ならともかく、おにぎりの姿だったから、なおさら食欲が増幅したのかもしれない。ラブラはまだまだ赤ちゃん。ジュエルペットだけど、まだまだ野性としての本能のままに動いてしまうこともあるよきっと。これがおにぎりではなく動物の姿で争いにならなくてよかった。
ところで、このジュエル弁当の話が終わった後は、このルビー達が入ったお弁当はどうしたんだろう。あいりやローラに限って、まさか食べちゃったりはしないよね。そう信じよう。
暴け!マジカル占いのヒミツ!
アニメの最後に必ずあるマジカル占い。あいり達は驚いていたけど、オレは驚かなかったよ。あんなおかしな占いの結果を出すのはルビーしかいないと考えていたからね。
それよりも驚いたことは、ルビーが占いのことを考えている最中にお尻をかいたり、鼻をほじっていたこと。朔太郎が想像で言った空想の侮辱をルビーが全部現実にしてしまったんだ。オレのような大きなお友達や理解のある人ならまだしも、子供達はこの現実を受け止められるのか。子供達でもルビーの活躍を長い間見守っていたのなら、この程度のショックはどうとでもないか。慣れって恐ろしい。
マジカル占いのマネージャーと思われるカイヤは、慣れどころではなくて、ルビーのことを先生呼ばわりして褒め称えているよ。ジュエルランドではルビーのマジカル占いのアプリが好評なのかと思ったけど、ラブラ達の反応を見ているとそうでもないみたいだし、カイヤがルビーのグダグダな発想に何か未来を感じているのかもしれない。マジカル占いはその下積み段階というわけなんだね。ラリマーがアイドルを目指す裏で、お笑いの方向でのプロを目指すルビー。そしてそれを支えるカイヤ。頑張ってね。
朔太郎のマジカルおとぎ話
福王子財閥がふんだんに予算をつぎ込んだ、ローラと朔太郎が結ばれる超短編映画。棒読みながらも演じるあいり達からは、何か感じるものがあるね。シンデレラ役となってた朔太郎にダメージを与えることなく侮辱が許される唯一のチャンスに、とことん鬱憤を込めてセリフをぶつけられるチャンス。特に「あ〜ら、負け惜しみ言っちゃって!」のセリフでの表情は立派だったよ。残念ながら朔太郎には全く効いていなかったようだけど。
その朔太郎は、後半の台本の流れを見て、ちょっとプライド捨てちゃってる気がするよ。科学大好きで論理的な思考の朔太郎が、魔法が切れたらめちゃくちゃ大変なことを起こしてごまかすなんていう手段を取るとは思えないんだ。そもそも今回の映画はおとぎ話チックだし、科学も何もない世界だから、たまには科学からは離れてメルヘンに浸かってみようという息抜きだったのかもしれない。たまには甘い砂糖の世界に浸かって頭を休めることも必要だよね。
この朔太郎の科学のプライドを少し捨ててまで作られた福王子財閥の超大作は、残念ながらルビーやあいり達の自己満足に終わってしまった。ローラは満足いかなかったようだけど、オレは好きだよ。ルビー達が必死に頑張って演じている様子が観れる映画なんて、スウィーツダンスプリンセスとこれだけだからね。もしも再収録をしてDVDを出してくれたら買っちゃうぞ。
ジュエルペット ただいま逃亡中
今回は今までにない4本立てだったものだから、ラブラがウズウズと楽しみにしていたルビーを追いかけ回す時間は、残念ながら余裕がなくてお預け。あれだけ生ぬるいマジカル占いを聞かされて、内心色々なものが貯まっていたのだと思う。でも落ち着くことも大事だよ。
今度の話は乙女の戦い
今度の話は前半後半ともに乙女の戦いが繰り広げられるらしい。マジカルチェンジした姿のルナがお腹を抱えて何かを訴えていたシーンは一体何だったんだろう。腹痛?嫌な予感がしてきた。
弁当になるいうことで、これまたシュール感が半端なかったです(笑)。あいりに対するルビーたちの妄想も面白かったですが、実際は全然違っていたので本当に良かったです(笑)。それどころかローラのことを気遣うという、友達としてとても立派なことをしていたと思います。ローラの意外な一面は、やはり彼女もまだ中学生なんだなということを思わせてくれました。序盤こそシュールでしたが、最後はとても感動でした。あいりにはルビーたち4人、ローラにはルーアと、お互い大切な友達に恵まれていることを再確認した上で、「お揃いだね!」という言葉がでたのだと思います。そしてその言葉は、あいりとローラはやっぱり親友なんだという意味ももっていたのだと思います。 Bパートは、マジカル占いの真相をみる話でしたが、色々面白かったです(笑)。まさかコーナーを飛び出して本編でマジカル占いのことに触れられるとは僕もビックリです!当然その真相にも驚きましたが(笑)。でもルビーが何かに向かって頑張る姿をみて最初は呆れていたあいりたちも応援しだしたシーンは、また感動しました。内容はどうであれルビーが頑張っているのは事実ですもんね。僕もマジカル占いを見守っていきたいです。 そしてこの回はまさかの3本立てで、Cパートもありましたが、こちらは突っ込みまくりました(笑)。劇のような回でしたが、色んな昔話や童話が混ざるわ、あいりたちの性格が悪くなるわで、なかなか新鮮ではありましたが下手をするとAパートよりもシュールだったとおもいます(笑)。 今回は別に1時間スペシャルなどというわけではありませんでしたが、なんだか1パート多いだけでスペシャルを見ている気分でした。カボチャルビーも可愛かったですね。 もうジュエルペットは人気番組なのだから、いつか本当に1時間スペシャルなんかをやって欲しいですね(笑)。
ルビーも大変でしょうね。そういう占いに慣れているジュエルペットでもないのにマジカル占いを何十回もやらされているんですし。私がルビーの立場だったらすぐに心が折れそうです。占いの結果はくだらないですが応援したいですね。