にっき

オートレストラン・鉄剣タローで懐かしい自販機の料理を食べてきたよ

最近ニコニコ動画やYouTubeで、昔の自動販売機が現役で動いているお店を探しまわってうどんやらラーメンやらをひたすら食べ回っている人の動画をよく観てる。その影響か、子供の頃によく観ていた昔の自販機にお金を入れて何も買って食べられなかったときの想いが沸き出してきたので、思い切って昔の自動販売機が現役で動いているというお店の一つである行田のとあるお店に行ってきた。

まずは最寄りの駅である秩父鉄道秩父線の行田市駅に向かう必要がある!ちなみに秩父鉄道はローカル線でICカードは使えなくて、電車は3両編成で全部運転士だけのワンマン運転。さらに昼間だと30分間隔で電車が来る。でも電車の設備は豪華で、ローカル線なのに英語の案内放送も流れちゃいます。

秩鉄7500系
行田市駅

そんな訳で着きました。埼玉県の”埼玉”という名の由来となったさきたま古墳のある歴史ある場所。ここから徒歩で約30分。家から水を持ってくるのを忘れたから熱中症の不安はあったけど特に問題はなかったようだ。水は忘れないようにしよう。ちなみに行田市駅から十数分程度歩いている間はひたすら昭和のような雰囲気のある建物が連なっていて、この辺も結構観どころ多いです。

鉄剣タローの看板
ここから自販機のある入り口へ

県道のような道を通っていくとようやく着きました。お店の名前はオートレストラン鉄剣タロー。Googleマップで検索しようにもヒットしなくて、”鉄剣ジロー”と検索するとヒットしちゃいます。多分Googleの中の人がデータの入力を間違えちゃったのかな。オートレストランというのは名前で何となく分かる通り、自動販売機しかない年中無休の無人のレストラン。トラック運転手とかの休憩場として昔はそこら中にこういうお店があったらしいけど、今はコンビニに取って代わられてしまって殆どないんだとか。だからこういうお店は珍しいんだけど。

ちなみに、もう既に店の外観が昭和の匂いがするけど、中もやっぱり昭和で、その辺じゃお目にかかれない自動販売機がそこら中にあったから、きっと自販機マニアにとっては整地のような場所なんだろうなあ。お店の中の写真をうっかり取り忘れてしまったのは惜しい。(Googleで検索すると店内の写真が見れるよ)

とりあえず目的のハンバーガーとうどんも注文してみよう。

うどんとカップ麺の自販機

奥の自動販売機がうどんを扱ってる。そばも扱っていたようだけど現在は売り切れ。ちなみにお値段は300円なんだけど、お金を入れてボタンを押したら25秒という恐ろしいスピードで出てくるのが驚き。ちなみにうどんの自動販売機を見ると2つ取り出し口があるけど、手前の方からうどんが出てきて、奥の方には箸が入っていました。

チーズバーガーとトーストサンドの自販機

そしてこの左側が目的の自動販売機。ボタンが3つあって、そのうち2つが売り切れ。売切れとなっていた方はテープで隠されてしまっていているんだけど、何を扱っていたんだろう。ちなみにハンバーガー(というよりチーズバーガー)のお値段は220円。お金を入れてボタンを押すと、暖めているためか20秒程度時間が掛かってから下に出てくる。

サイダーもお供で

最終的にこんな感じになりました。お供の飲み物は三ツ矢サイダー。うどんには天ぷらが入っているんだけど、水分を吸いすぎてしまっているけどこれは仕方ない。あとチーズバーガーの箱の文字とかえらい昔っぽくて、こういう箱が未だに作られ続けているというのに驚き。多分今新たにハンバーガーの自動販売機が出てきたりしても、こんなフルカラーなイラスト付きの箱に入ってハンバーガーが出てきたりはまずなさそう。

チーズバーガーの正体

今回の目的はハンバーガーだ。早速開封して食べてみよう。箱に書かれている通り、肉とチーズとケチャップが挟んである至って普通のチーズバーガー。パンの部分はどうなんだろうと思っても、特に例の有名なチェーン店のようなクオリティとの差は確認できず。オレが味音痴なだけか。でも、そもそもそういうチェーン店で食べるんじゃなくて、一風変わった場所で食べるということに意味があると思うし、美味しさもまた変わってくると思うんだ。例えば縁日の時なんかはそう。屋台で500円といかにもぼったくりな値段で買った焼きそばでクオリティがお察しなものでも、夜空で花火観ながら食べる焼きそばはうまいよね。そういうことなんだよ。雰囲気ってほんと大事。

それにしても、さすがに徒歩往復1時間は結構足に来る。もしも今度来るときはトーストサンドの自販機で何か買って食べてみたいね。

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