2月16日~17日は何人かの友達と一緒に宮崎県に行って観光をしてきたよ。珍しい鶏肉のたたき、自販機から出るクレープ、高い宮崎牛、宮崎でしか飲めないお酒。地元の友達が案内してくれたおかげで、雑誌や旅行サイトでは簡単に見つけられないお店に行っておいしいものを食べることができたよ。
偽りの九州キャンディー
飛行機に乗るのは久しぶり。ぐっすり寝るつもりだったけど、今回も約束された2時間未満という睡眠時間。いつも薬の助けになろうとは思うんだけど、結局使わずにこのありさま。これはまた繰り返されるんだ。
飛行機の下から海を見るのは久々に感じるよ。薄橙色に染まった海を眺めていると、まるでもう帰り道を進んでいるようだよ。いや、違う。宮崎の旅はこれから始まるんだ。そんな頭の中がもやもやとしながら宮崎に近づけば、どんよりとした雲がびっしり。ムードが台無しだよ。
ただもやもやと過ごしていたわけではないよ。実はカッシーくんも一緒に連れていて、カッシーくんと一緒にリンゴジュースや飴を口の中で転がしていたんだ。転がしている最中、九州味のソラシドキャンディと書かれた袋をじっくりと見てみると、あることに気づいたんだ。
マンゴー、黒糖、びわ、ライチ、みかんと用意された、九州味のソラシドキャンディー。まさか飛行機の中でこれだけの九州を味わえるなんて。舐めながら頭の中でマンゴーや黒糖を想像しながら、袋の裏を見たんだ。
「ライチは使用しておりません。」「みかんは使用しておりません。」。そんな注意書きが全ての袋に記されていたよ。九州の味といいながら、実際は岐阜県大垣市の味。仕方のないことなんだろうけど、地味にとんでもない注意書きだよ。そして悲しい。
偽りの味が口の中に残りながら、とうとう宮崎空港に着いたよ。正式には「宮崎ブーゲンビリア空港」というんだって。空港の周りにはヤシの木。まるでハワイやグアム。まさに宮崎ハワイアン空港。
山下隧道という古いトンネルを通って恵の湯 神の郷温泉へ
宮崎ブーゲンビリア空港で地元の友達と合流して、遠い目的地に向かうわけだけど、少しだけ寄り道して、山下隧道という古いトンネルを通ったんだ。ほとんどの人は隣に見える国道10号線のトンネルを使っているんだって。
その場で車を停めて、古い道の周りを見たり、遠くにある現役で使われている道路を眺めている間でも、車が通る様子が全くないよ。今更考えてみれば、一台の車が通る分にはいいけど、行き違いになった時にうまく通れるかが問題になる幅だしね。
時間が止まったような橋やトンネルを後にして、向かった場所は「恵の湯 神の郷温泉」という旅館。とはいっても泊まるわけではなく、目当ては温泉とお食事バイキング。まずはお食事バイキングに行こう。 ランチバイキングと入浴のセットになったお得な1,470円のチケットを手に入れて。
オレはこの時想像もしなかったよ。ここにもピザとパスタがあるなんて。宮崎産お手製ピザ。思わずとんとん拍子で口に運んでしまったよ。さらにオレの好きなかぼちゃの天ぷらまである。これだけ食べたら夕食が不安だよ。でも食べてしまうんだ。
そして、ここに向かう最中に「地鶏屋とりこ」でこっそり買っていた鶏肉のたたきも食べるよ。衛生上の理由で簡単に売れないらしく、今回のお店のように手軽に買えるお店は貴重なんだって。以前にかつおのたたきを食べたことがあったから、その味に近いものを感じるけど、鶏肉の方が噛み応えがるね。そして噛めば噛むほど味が口の中に広がってくる感じ。これが鶏肉のたたきなのか。貴重な体験だったよ。
白玉とプリンを食べたら温泉に入ってこの場を出たよ。長い時間飛行機にカンヅメにされていたオレ。長い時間運転していた地元の友達。それぞれ温泉を欲していたんだ。 地元の友達曰く、露天風呂は夏になると虫が沢山飛び交うらしく、虫のいない今の時期がいいらしい。良いタイミングだったね。
クレープを売る自販機を発見
別の場所に向かう途中でクレープの自販機を見つけたよ。九州のごく一部にしかないじ自販機らしい。クレープというと400円や500円はするイメージだけど、この自販機では味のバリエーションも沢山あって200円均一。この辺りは学生の人たちが使うバス停があるから、それを考えて置かれてらしいよ。
オレが買ったのはいちごチョコのクレープ。牛乳瓶の中にすっぽり収まっているよ。人によっては2口や3口で食べられてしまうけど、バス待ちで少しの間立ち往生する程度ならちょうどいいサイズだよね。他の種類のクレープも気になるけど、今回はこの辺にしよう。ごちそうさまでした。
酒泉の杜で宮崎のお酒を試飲してみる
お酒の蔵がある「酒泉の杜」で、滅多に飲まないお酒を試飲させてもらったよ。時々イベント後の打ち上げでお酒にお世話になることがある程度で、お酒が沢山並んでいる場所で試飲をする機会なんて滅多にないよ。
アルコールの薄いものから半分以上アルコールが入っている強いお酒まで色々あるよ。オレが特に飲みやすくておいしいと思ったのは、この二つの宮崎の地酒。最後まで気になって迷いに迷ったけど、結局買わなかったよ。どうもジュースを買うのと違って構えてしまうんだ。こればかりはどうしようもないよ。オレの気持ちの持ちようだから。次に来た時こそは!
ミヤチクでとってもお高い宮崎牛を食べたよ
少し遅い夕食は、お高い宮崎牛が食べられるミヤチクのレストラン。いつも人気殺到しているお店で、数か月前から予約をしておかないと入れないらしい。今回はそのお店に入れるんだよ。恐ろしい。
店内は生のピアノが響き渡っているよ。各テーブルには肉などを焼くための鉄板があって、シェフがその場で焼いてくれるんだよ。焼かれたお肉は、噛むとふわふわしていて、肉汁が口の中に広がってくるんだ。
でもオレにはまだそれらのお肉は重すぎた。すべて食べられず、一緒にいた友達たちに頼んで食べてもらう羽目になったよ。せっかくのチャンスがこんなことになるとは。でも次に来るときこそは完食してみせる。絶対に。
きっと睡眠不足で食欲がおかしかったのだと思う。今度来るときは睡眠をしっかり取った後の最高のコンディションの時に挑もう。せめてここにお肉を焼く様子の動画を貼って、この失敗を忘れないようにするんだ。
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