前までプロッキーなどのマーカーだけで絵を描いていたけど、それにちょっと飽きてきて、小さなスケッチブックに再び色鉛筆に戻って描いたものだよ。前まで色鉛筆を使わなかったのは、スケッチブックに色をいくら重ねて塗っても、薄くなってしまうから。色鉛筆が悪いのかと思っていたけど、当時のものとは違うスケッチブックに色鉛筆を使ってみたら、まるで違う画材を使っているんじゃないかと勘違いするほどに濃くなって、紙の相性がきっと悪かったんだね。オレは考え違いをしていたんだ。もっと積極的に色鉛筆を使っていこう。この絵を完成した瞬間にそう決心したね。
久々に色鉛筆を使って、思った以上の色を塗ることができた気持ちが反映されているかのように、カッシーくんがウキウキとした表情だよ。これからいつもより豪華な夕食が出てくることを知って、じっとしていられないような動き。オレは色鉛筆の真骨頂のひとつが見られたおかげで気持ちが高ぶったけど、カッシーくんはこれからの夕食の時間も気持ちが高ぶったままなんだね。まだしばらくの間はアドレナリンがドバドバとで続けるんだよ。羨ましい。
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