子供の頃は誰もが絵本で読んだであろう桃太郎という日本の童話。流れてきた桃から生まれた赤ちゃんから全てが始まって、最終的には鬼を退治してしまうというスケールの大きなお話だよね。その有名なお話をワラビン達に演じてもらったよ。
物語の入りという大事な場面で、いきなりおばあちゃん役のワラビンがオカルトの修行をしているというシチュエーション。不可解すぎるよね。ワラビンは丁寧に洗濯するなんていう細かいことをするよりも、日々のオカルトについて勤しんでいたほうが性に合っているということなのかもしれない。
川から桃が流れてくるのはいつも通りだけど、その桃から出てきたコンペイを見て、ワラビンは思わず「何これ…?」とぼやいてしまったんだ。まるで嫌なものを見てしまったかのような目つきで。その反応に戸惑うミント。
その戸惑いにさらに拍車をかけるように、ワラビンはコンペイを川に流してさよならバイバイしたんだ。お店を営んでいるワラビンだからか、金にとんでもない執着心を抱いているに違いないんだ。例え親しいコンペイあっても、金を持っていなければ存在価値なんて無に等しいと判断するワラビンは辛辣としか言いようがないよ。
おまけにコンペイ相手に使った時間が勿体無かったと言っているかのような怒りっぷり。その怒りをどうにかして鎮めようとするミント。金を持って出直せとはいっても、川に流さなくてもいいのにね。川の先にきっとあるであろう村や城下町で働いてから出直せという意味があるのかもしれないけど、そんなことをしてまで出直す必要があるの?ワラビンの金に対する執着心があらわになったももたろうの話だったね。
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