にっき

ネズミのラッちゃんがたんこぶを作りがちな「こはるびより3」

おしとやかなコハルちゃん

9月20日に行われたけもケット10で購入した、サークル「ポケットさいだあ」の胡麻ヘソじさんが執筆された本「こはるびより3」の感想だよ。 ツキカゲくんとラッちゃん(ライゾウくん)とコハルちゃんの日常を描いた漫画だったね。

どのお話も子供らしいほのぼのとした日常なんだけど、ラッちゃんとコハルちゃんがオチになるお話がほのぼのとした日常とは脱線しているようなお話が多くて印象的なんだ。おかげでツキカゲくんで印象に残っているのは、飛び込み台のお話でコハルちゃんにツキカゲくんが泣きついているところという、ツキカゲくんからしたら致命的に見られたくない決定的な場面だよ。いいのかそれで。

コハルちゃんだと「ダイエット」のお話だけでご飯数杯分程度のカロリーをもたらしているね。ツキカゲくんがダイエットでピリピリしているコハルちゃんに対して風船で煽るようなことをしたとはいえ、お腹に針を刺してしぼませようという発想は予想しなかったよ。もう少し大人になったらこんな発想は絶対にしないだろうけど、ほとんど知識のない純粋な子供ならではの発想なのかもね。もし子供と話す機会ができたら言動とかに気を付けないと。

一番オチとして濃かった子はやっぱりラッちゃんだったね。ラッちゃんがオチを決めるときは高い確率でたんこぶができたりしてひどい目に合っているんだよね。特に飛び込み台のお話で、ラッちゃんが飛び込んでまさかの焼きそばの屋台の熱い鉄板で焼けてしまった場面だよ。想像するとかなり痛々しい。あの様子を見ていたツキカゲくんが泣いてしまっていたのも無理もないよね。逆の立場だったら泣くどころかすぐに逃げ出すもの。

あと涼むためにうっかりラッちゃんが冷凍庫に入ってしまったお話では自業自得とはいえ、氷漬けになったラッちゃんをツキカゲくんがお腹に乗せて涼むというなかなかの辛辣っぷり。ツキカゲくんの歯をラッちゃんがたんこぶを作りながら磨いてあげて良いことをしているのに、他のお話ではラッちゃんが酷い目に合いがちという謎。もう少しラッちゃんには幸せであってほしいよ。

この漫画についてはギャグ漫画とかギャグアニメを見るときに近い思考で書いてしまったから、もし筆者に見られたら怒られないかちょっと心配だよ。というわけで、ラッちゃん達のほのぼのとしていてちょっと無邪気な様子も見られる漫画が詰まった本でした。気になる人は、胡麻ヘソじさんが通販の準備をしているみたいだからそれを待とう。

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