にっき

神様の子と天使のような姿をした女の子の愛を描いた「呪われ天使に甜入のひとくち」

ちょっとバンザイしてる感じのルキラくん

9月20日に行われたけもケット10で購入した、サークル「星の巣窟」の鰹ノえぼシさんが執筆された本「呪われ天使に甜入のひとくち」の感想だよ。本のタイトルに含まれている「甜入」は「あい」と読むみたい。この漢字自体はどんな意味でどんな読みなんだろう。調べてみても出てこないから謎のままなんだ。ちなみにこの本は物語にかなりの力を入れていると思うから、ネタバレをガッツリとしているこの記事を見るときは気を付けてね。

サムネイルのイラストはやっぱりヴィータかキャラメリアにしたかったけど、お洋服が凝っていてオレの画力では難易度が高すぎたよ。

本自体のページ数が64ページもあってかなりの長編だけど、最初辺りでどんなお話になるかの説明のページが入っていたんだ。それがもしなかったら、先の見えないトンネルをずっと進んでいただろうし、嬉しい助け舟だね。でもヴィータとキャラメリアの絡みのお話に入り、キャラメリアの優しいセリフや様子を見ていると感情移入してしまって、思ったよりも早く読み終えてしまったね。

前半は登場キャラクターのヴィータの説明の通りのプライドが高くて気難しい感じだったけど、純粋無垢な性格のキャラメリアと話すたびにヴィータが心を少しずつ開いていく様が読んでいて楽しかったし、ほんわかとした目で見ることができたね。読んだ後だから思う。ヴィータは優しい神様だよ。キャラメリアが過去の経緯を話している最中に、これ以上は話してはダメだと思って止めさせた場面でそれを確信したんだ。いつだって冷静そうなヴィータがあの場面で初めて感情的な様子を見せたんだよ。キャラメリアに対して感情的になったのと同時に、キャラメリアに対して心を僅かながら開いたのだと思う。

そりゃそうなるよ。キャラメリアはひとりぼっちのような状態だったし、誰かに自分の過去のことをとにかく話したかったのかな。今自分がヴィータの体に包帯を巻いているという意識を飛ばしながら夢中で過去を話すところを見せられて、どんなに冷静なヴィータも非情にはなれなかったんだ。

それ以降のとんとん拍子でヴィータの心が開いていく様がどうしてもニヤニヤしてしまって、何度も繰り返し読んでしまうね。特に心に残っているのが、ヴィータに抱かれながらキャラメリアがとびっきりの笑顔で「ありがとうございます」と伝えて、ヴィータがその表情を真剣に見つめながら「こちらこそ」と返したところ。キャラメリアに出会う前だったらそんな返しをするなんて想像がつかないもの。このセリフを見るだけで顔が赤くなってしまうね。他にもムズムズするヴィータのセリフがあって、漫画で描かれていないお話なんかも頭の中で想像を膨らませてしまったりするんだ。

お互いが欠かさない存在にまでなったからこそ、最終的には救われてよかったよ。敵対する目的を持つルキラたちとも協力し、さらにタイトルを回収するような形(ひとくちってそういうこと?)でね。最後の方は色々なことがすっきりするように回収されていって読みごたえがあったよ。今までギャグ漫画ばかり読んで慣れてきたせいか、物語の最初の方では読み解くのに難しそうな雰囲気があったけど、あくまで最初だけだったね。執筆されている方のセリフ回しや描き方が上手いせいなのかもしれないけど、すっかり感情移入してしまったよ。また機会があれば別のお話も読めたらいいね。

実はまだ読んだことないけど、ネタバレをガッツリ見てもそれでも全てを知りたいという人は鰹ノえぼシさんのBOOTH上で通販の予定があるようだから、そこから購入しよう。

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