同じく5月の終わりごろに描いたワラビンちゃんの絵。5月とは思えないような暑い日が続いていて、ミントくんは氷と水の詰まった袋で頭を冷やしていたこともあったよね。
そのころワラビンちゃんはどんなことをしていたかというと、水たまりができるほどの汗を流しながら、うちわでパタパタと仰いで涼しんでるよ。ただ、あまりに暑すぎて、身に着けている勝負服を手でこじ開けながら、下半身にも風が届くようにパタパタと仰いでしまっているんだ。下半身は特に熱を持つ部分とはいえ、ここまで容赦なく仰いでしまうほどの暑さというのは恐ろしい。
でもワラビンちゃんを冷静に見てみると、おでこに火のついたロウソクをいくつも身につけているじゃない。そりゃ暑いよ。暑いけれども、この時はロウソクを肌身離さず持っておきたい状況だったのかもしれない。オカルトの知識のある者としてロウソクを離せない状況だけど、せめて顔から下は涼しみたい。とてつもないジレンマがワラビンちゃんを襲っていたんだね。
コメントを残す