にっき

青春18きっぷで鴨川名物のおらが丼を食べつつ小雨の降る静かな海岸を観てきたよ

夏の暑さも徐々に収まりつつある2017年の9月8日に、青春18きっぷを使って房総半島を探検してきたよ。房総半島とはいっても広くて全て回るのは難しいよね。今回は少なくとも、安房小湊駅で浜辺をゆっくり観つつ、鴨川名物のおらが丼をお店で食べる事が第一目標。それ以降は、時間の空き具合を見つつ考えよう。

秋に入りたての静かな安房小湊駅

青春18きっぷというのは、在来線か、青春18きっぷが使える期間に運行されるムーンライトながらという急行列車を使う時に限って、JR全線をいくらでも行き来できる魔法のような切符。使う事自体がそもそも初めてだし、地元から割と楽に行ける房総半島を電車で行ってみよう。

見通す先がまるでジャングルの安房小湊駅

そんなわけで、今回は京葉線を経由しつつ千葉駅まで向かい、そこから外房線でグルッと回って安房小湊駅に向かうよ。山手線の駅と違い、駅と駅の間が長くて、地元の東武線の駅から都内に出る時よりも長く電車に乗っているように感じられるけど、実際に千葉から安房小湊までの乗っている時間を確認すれば、なんと乗車時間は1時間40分以上。オレは房総半島の広さを甘くみていたらしい。ごめん房総半島。

そんなわけで、千葉駅で外房線か内房線のどっちの電車に乗ればいいかの戸惑いはあったものの、他は乗っている時間が長いだけで、難なくたどり着いた安房小湊駅。ホームの西側を観ると、目線の先は民家も何もない野原と山だけ。千葉というと、市川や柏とか松戸のイメージが強くて結構都会なイメージが強いけど、こういう場所もやっぱりあるんだね。当然埼玉にもあるんだろうけど、真っ平らなベッドタウンに住み慣れているオレとしてはとっても新鮮。観る分には素敵な場所だとは思うけど、実際に住もうとしたらとっても苦労しそう。

埼玉県民としての惚れの自然である「海」を観るために、オレは駅から南にただひたすら進むよ。駅からは全く海の気配を感じなかったけど、少し歩けばさざなみの音が響き出す。そしてさざなみの音に負けないくらいに響かせる車の排気音。夏休みが終わった9月過ぎで、しかも天候が小雨となれば、当たり前のようにガラガラの浜辺。せめて晴天だったら平日といえども人がもう少しざわついていたと思うんだけどね。

埼玉県民としては思わずこの浜辺の様子を動画に収めずにはいられなかったんだ。動画だからこそ得られる、この波とさざなみ音と調和。時々聞こえるトラックの排気音が残念だけど、それは国道や県道が隣接していない浜辺を探すしかなさそうだね。それはまた次の機会にという事で。静かな浜辺で心を落ち着けるという、来年の夏に青春18きっぷで果たす目的が早速できてしまったね。

浜辺の近くに引っかかっていた大きなゴーグル

浜辺を何周か歩いている最中に見つけた、この幾分ゴツいゴーグル。よくスーパーで売っているようなゴーグルにしては大きすぎるし、きっとダイバーとか素潜り用に使われるような、もう少しお高いゴーグルなのかもしれない。

お盆辺りではダイバーやダイバー体験コーナーみたいな感じで、ただ泳ぐ人以外にも色々な人が海で楽しんでいたというのが頭の中で想像できてしまって、9月過ぎの小雨がちらついている、まさに今のような海を見ていると、オレは虚しさを感じざるを得ないね。普段はコミックマーケットみたいな大混雑する様子な嫌いだけど、流石にトラックの音に負けるような雰囲気だと寂しいよ。どうせとことん寂しさを求めるなら、トラックの音さえもしないような浜辺に行ってみたいね。

「お食事処なかむら」のおらが丼

浜辺を歩きつつ、駅の南側周辺をぐるっと歩いたところで、次の目的であるおらが丼という海鮮丼を食べに「お食事所なかむら」に向かうよ。最近かはわからないけど、お店の移転が行われたらしい。少し分かりづらい場所にあるから気をつけてね。

まぐろ、イカ、甘えび、ほたて、いくらの卵などが沢山の盛られた豪華な海鮮丼。築地辺りで食べたら2千円近くになりそうだけど、このお店はお味噌汁やお漬物などがついて、なんと1,300円。このお値段だから、盛ってあるお刺身は薄いなんていうことはなく、厚みがあって食べがい抜群の海鮮丼だよ。海鮮丼は滅多に食べなくて、食べ方のわからない部分を聞いても、ためらいなく店員さんが応えてくれるし、気持ちよく食べられる空間だよ。また機会があったら立ち寄りたいね。ごちそうさまでした。

駅付近に描かれていたマップ下のご当地キャラ

おらが丼でお腹を満たしたら、そろそろ鴨川市とはお別れの時間。最後に近くの国道に設置されていたマップ下に描かれているご当地キャラをじっくりと見てからサヨナラバイバイしよう。おらが丼を食べたあとでは、とてもヨダレが垂れそうなキャラクター達だけど、それは堪えよう。みんなのためにも。

浜金谷駅方面に向かう電車に乗れないので館山駅で立ち往生

深夜に帰るということは避けたいし、目的は全て達したから、そろそろ帰りの道を辿っていくよ。だけど、せっかくだから帰りも全て電車を使うのではなく、東京湾を横断して横須賀に向かうフェリーに乗ってから電車を使おう。館山より先にある浜金谷駅にいけば、近くにフェリー乗り場があるようだから、そこに向かうことにするよ。

館山駅から浜辺の方向を見てみる

乗った電車は館山止まり。館山から先の浜金谷へ向かう電車は、何らかのトラブルでダイヤ通りに走っていないらしく、次の電車は30分以上先だよ。このままホームで待ちぼうけしているのも勿体ない気がするし、外に出て散歩してみよう。

館山駅の2階にあるバルコニーが誰でも入れるようになっていて、そこから浜辺の方向に顔を向けて眺めてみると、ヤシの木が生え揃っていて、一本道の道路の先に浜辺。まるで沖縄辺りの温暖な気候にありそうな風景だよね。でもここって館山だよね。館山の目指す道。それは千葉界の沖縄なのかもしれない。オレの地元から割と手軽にいけるし、沖縄になってくれるのならちょっと応援したいぞ。

さっきまで降っていた小雨も止み、安房小湊駅前の浜辺の時よりも人がちらほらいたね。とはいえ、オレみたいにやたらと珍しがって、波をじっくり動画で撮るオレみたいな人はいないよ。こんな平日に埼玉県民が海を目当てに来ること自体が珍しいか。

浜金谷駅から東京湾フェリーの金谷港に向かうよ

浜辺から駅に戻り、電車が来るまでホームをぐるぐると回りながら時間を潰すオレ。ホームに設置されている何席かの椅子には、青春18きっぷを使って旅行中の人がちらほら座っていたよ。分厚い時刻表とにらめっこしている高校生か大学生の男の人、これからどういう道筋でいくか楽しそうに話している定年をすぎた老夫婦。色んな人が使っているんだね。

暇すぎて椅子に座っている人がどんな人か頭の中で考えてしまうくらいに持て余してしまっていたころ、ようやく電車がやってきたよ。車内でも普通のお客さんと青春18きっぷのお客がはっきりとわかる空気感。

幸いにも対面のボックスシートに座ることができて、東側が見渡せる車窓の動画を取る事ができたよ。東側は案の定のこと山だらけ。よくドラマやアニメで舞台になりそうな風景。こういう場所を自転車で全速力で走ったら、とっても気持ち良さそう。でも反対側の車窓も時々綺麗な海が見えたし、後になって後悔したようなしなかったような微妙な気持ち。また房総半島に来た時に西側に座ればいいね。

東京湾フェリーの金谷港

浜金谷駅からは着けば、東京湾フェリーの金谷港までは10分程度歩くとたどり着けるのだけど、案内が少ないから、フェリー乗り場までは地図がないと道が迷うかもしれない程度に距離があるから気をつけてね。オレもiPhoneの地図がないと間違いなく迷っていたと思う。ありがとうiPhone。

オレの記憶の中では恐らく初めてであろう港という施設との遭遇。きっと遠くから見ても「港」だとはっきりわかる程度にワクワクする建物なんじゃないかと思ったら、周りの建物に馴染む程度には普通の建物だったよ。オレの心から湧き出ていたワクワク感とは一体。

東京湾フェリーの金谷港のお土産やさんの数々

港の屋内に入ったら、まずは横須賀港への片道切符を買っておこう。SuicaとかPASMOみたいな便利なICカードは使えないから気をつけてね。

必要なことは済ませて、辺り一帯を見渡してみると、昔小学校や中学校の修学旅行でよく見たシチェーションを思い出すんだよね。この沢山並ぶお土産やさん。お土産さんに沢山並ぶ試食コーナー。子供の頃は試食コーナーで容赦なく試食していた記憶があるね。良い大人になった今でも容赦なくパクパク食べてしまうけど、この日はやらなかった。惜しい。

お土産コーナーがあれば大抵あるゲームコーナー

お土産コーナーがあるような場所なら、おまけ程度で大抵は設置されているゲームコーナー。平日だから、親子連れもいないガラガラな状態。ひっそり佇んでいるゲームコーナーに雰囲気は好きなんだけど、こういう場所の景品は怪しいものであることが多いから、持ち上げておきながらも、あんまりコインを入れてプレイしたことはないんだよね。ごめんなさい。

フェリーに乗って横須賀港に向かうよ

出航の時間が近づいて来たから、切符を見せてフェリーに乗るよ。船内にも座れる場所はあったし、外にもテーブル席がたくさん用意されていたけど、初めてのフェリーだし、今回は海が見渡せるように、端で立ち見のまま横須賀港まで向かうよ。まるで小さな島から上京するかのようなドラマでのワンシーンを想像しつつ、房総半島とはお別れ。ありがとう房総半島。

出航すると、辺り一面は燃料となるガソリンの匂いが漂い始めたよ。最初は房総半島が確かに目の前にいたはずなのに、横須賀港がある方角に多少たりとも目をくれていると、いつの間にか房総半島が数キロ先まで離れているんだよ。フェリーに乗っているオレからしたら、ただゆっくり進んでいるようにしか見えないのに、不思議なものだよね。

中間地点辺りまで来たところで、下の階の船内を覗いてみると、海軍カレーが入ったカレーパンが売られていたりと、横須賀名物が並んでいたのが印象的。今回は食べなかったけど、せっかくだから食べておけばよかったかな。それよりも、進んでいる船は揺れが結構あって、体がよろけてしまうこともしばしば。

JR横須賀駅のホーム

途中でチョコモナカジャンボを食べたものの、特に船酔いすることなく、東京湾フェリーの横須賀港に到着したよ。ありがとう東京湾フェリー。

ここから横須賀駅へは離れているから、バスを使った方が便利だよ。JR横須賀駅に着いてしまえば、あとは最寄りの駅まで向かうだけ。横須賀駅からの行き先のバリエーションが豊富で、上総一ノ宮行きとか、成田空港行きとか、ちょっと戸惑ったね。確か湘南新宿ラインが通っていた気がするけど、今更ながら、あれは逗子駅だったっけ。何はともあれ、無事に最寄りの駅までたどり着いたからいいか。これで今回の青春18きっぷの旅行はおしまい。何はともあれ海鮮丼が美味しかったね。お疲れ様でした。

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