にっき

ハーモニーランドでルビーちゃんにステッキを持ったハロウィンの絵を渡してきたよ (3ページめ)

ミミィちゃんがキティちゃんの絵を見て怖がっていたよ

ルビーちゃんとお別れしたら、再びキティキャッスルに入ることにしたんだけど、今回は入り口で売られているお花を購入して、キティちゃん達には違った形でお礼をすることにしたよ。

花を受け取って嬉しそうなミミィちゃん

キティキャッスルの奥で待ち構えていたのはミミィちゃん。オレがお花を持っている所を見て、とっさに鏡を見ながら顔を整えていたよ。その様子を見ながらスタッフさんが可愛いと褒めていたけど、その最中に若干不鮮明ながらも、たまには面白い顔もしてみたらどうかという提案をしているところも聞こえていたよ。

スタッフさんの悪ノリに便乗して、お花を渡す時に面白い顔をしながら一緒に渡さないか一声掛けてみたらよかったかな。でもそんなことをしたら、ちょっとインドアなミミィちゃんが慣れない引きつった笑いを露呈してしまうかもしれない。無理はよくないけど、また機会があったら冗談半分で提案はしてみたいよね。当然ながら断られる前提でね。ちょっと困るミミィちゃんを見るのもまたいいと思うんだ。

ミミィちゃんからのプレゼントと一緒にツーショット

ここ3日間お世話になったお礼を込めてお花を渡し、ミミィちゃんからお返しにブレスレットを貰ったよ。以前にもらったものと違ってちょっとピンク色だね。ブレスレットを手首につけ、ミミィちゃんにとってもオレにとっても紳士的な思い出が創り上げられたところで、オレが手首に巻いたブレスレットを少し主張させながら一緒にツーショットを撮らせてもらったよ。ありがとう。

オレが真新しいブレスレットの主張に便乗するかのようにミミィちゃんもブレスレットを主張させているよね。これは赤い糸ならぬピンク色のブレスレットという形で繋がり、また一歩ミミィちゃんに近づいてしまったということなのか。ただし、それよりもオレが目に行くのは、オレが背負っていたリュックのチャックが前回になってしまっているところ。ミミィちゃんとのツーショットにばかり気が回っていたからか気づかなかったのか。

ダニエルくんの絵に触れるミミィちゃん

ルビーちゃんと触れ合った後で明らかに疲れを実感し始め、ミミィちゃんに何故か目が虚ろになりながら疲れていることを打ち明けてしまうオレ。ミミィちゃんにそんなオレの弱さを見せてしまいながら、彼女とのお別れの時間が刻一刻と迫っているんだ。そうだ。お別れする前に、頼まれたダニエルくんの絵を見せないといけないよね。

今回も喜んでくれて、絵の中のダニエルくんのおでこに触りながら、実際のダニエルくんのおでこと頭の中で比較しているようだったよ。本物と比較してどうだったかは気になるけど、今となっては聞きようがないか。おでことは関係ないけど、スタッフのお姉さんからは絵の方を見て可愛いと言っていたよ。イケメンを意識して描いたつもりなのにそんな感想が来ることが意外。美少年設定が加わったこの絵をダニエルくんが見たら一体どう思うんだろう。ダニエルくんが変な方向性を見出してしまうきっかけとなってしまわないことを祈るしかない。ごめんダニエルくん。

何故かお姉さんと指切り

後にお姉さんからどうしてそんなに絵が上手いのか聞かれたんだよね。大丈夫。お姉さんでもコツコツと練習すればこのくらいは描けるはずだよ。この絵の話に乗るように、ミミィちゃんにどのくらい絵が描けるのか聞いてみたら、首を傾げてどうも悩ましいようなお返事。ならその場で描いてみて欲しいと提案するも、それも無理みたい。目の前で描くのが恥ずかしいようだから、今度オレがハーモニーランドに来るときまでの宿題ということで指切りげんまんの約束をお願いしようとしたら、それも避けられてしまったんだよね。

窮地に追い込まれたミミィちゃんが考えた行動は、隣にいたスタッフのお姉さんの指を強引に差し出してオレと指切りをさせることだった。お姉さんの方が絵が上手いことを知っていたからこそやったことなのかもしれないけど、そうだとしてもやることがちょっとズルい気がするぞ。結局お姉さんと指切りをしてしまったけど、ミミィちゃんが強引にやったことだし、絵を描いてくれる可能性は残念ながらゼロに等しい。

絵を見て怖がるミミィちゃん

どうやらミミィちゃんはオレがずっと持っていたハロウィンなキティちゃんの絵を見て、ここまでのクオリティの絵と張れるような絵を描けないと思って指切りげんまんができなかったみたいだね。スタッフのお姉さんはこの絵がお気に入りのようで、ミミィちゃんも怖い絵でありながらもじっと絵を見ている隙を突いて、ミミィちゃんの顔に勢いよく近づけて驚かせたよ。

するとキティちゃんの絵に宿った何らかのオカルト現象と勘違いしたミミィちゃんは、絵を顔に近づけようとすればするほど必死に逃げ回って、最終的にはスタッフのお姉さんの背中に回ったよ。さっきはお姉さんに対して酷いことをしたというのにこの寝返りっぷり。以前にキティちゃんに対してトリックオアトリートした時のように、まさに”あれはあれ、これはこれ”というやつかもしれない。

まだ絵を恐るミミィちゃん

ミミィちゃんがその様子ならキティちゃんに渡そうとオレがぼやいたけど、どうやらスタッフのお姉さんも欲しいらしい。ミミィちゃん曰く、もし自分がキティちゃんだったら譲ってもいいということだけど、ひとまず目の前にいるミミィちゃんに預けることにしたよ。もう恐怖心は無くなったよね?

残念ながらまだ引きずっているらしい。手を震わせて、恐怖心を露わにしていたよ。キティファンの人やお姉さんが元気を分け与えてくれたものの、オレが余計なことを話してしまったばかりに、状況は変わらずじまい。そう思ったけど、再び絵を差し出したら、頭の中でスイッチが切り替わったかのようにあっさり持ってくれたよ。実は今までのは演技で、頭の奥底では幽霊は存在しないと考えているのだと思う。ここまであっさりとした様子を見るに、そうとしか考えられないよね。ミミィちゃんは現実主義者か。

絵に描かれた幽霊を数えるミミィちゃん

ようやく絵を受け取ってくれたミミィちゃんは、絵に描かれたハロウィンなキティちゃんの周りに描かれた幽霊に目をつけたよ。全部で10匹いたらしい。そんなに描いた記憶はあまりないけどね。スタッフのお姉さんやオレ達にも分かるように数え始めたんだけど、最後の10匹目をさした指は、まさかのスタッフのお姉さんだったよ。

さすがにそれはないと思いたいよね。でもミミィちゃんにだけは真実が見えているのかもしれない。「事実は小説よりも奇なり」ともいうからね。ただ、さっきはミミィちゃんのことを現実主義者だと考えていたけど、実は霊をも見透す存在だったとは思わなかったよ。一体ミミィちゃんという存在は一体何なのか。哲学者でさえも悩ませそうな問題となってしまったけど、あまり考えないようにしておこう。

お姉さんから離れるミミィちゃん

ここでふと数時間前にミミィちゃんのワンショットを撮らせてもらおうとした時にカメラアプリが暴走したことを思い出したよ。この絵だったかどうか記憶があやふやになってしまいながらもスタッフのお姉さん達に触れて、さらにお姉さんが持つ絵に一番近いぬいぐるみが呪われるんじゃないかと冗談半分で言ったのが追い打ちとなったのか、絵を持っているお姉さんからできる限り離れたよ。オレのせいでさっきのことが走馬灯のように頭の中で蘇ってしまったのか。冗談とはいえ明らかに余計なことだったね。ごめんなさい。

ミミィちゃんは出口近くの壁際まで離れて、まるで悪霊退散をするかのように裏にキティちゃんのシールが貼られた釣り銭トレイを盾にしたけど、果たして効果はあるのか。だけどミミィちゃんは背中に隙があることを意識していなかったんだ。ミミィちゃんに聞こえるように触れたら、逃げ場がないと分かったからか、再びお姉さんのところまで戻ってきたよ。大丈夫。後ろに幽霊はいないよ。怖がらせてしまってごめんね。

もう一つのブレスレットを探すミミィちゃん

動画にはないけど、この日はミミィちゃんに一度トリックオアトリートしたんだよね。結果は残念ながら何ももらえずじまい。ミミィちゃんとお別れする前に今一度トリックオアトリートという名のお菓子をせがんだものの、残念ながら今回も同じだったね。今度はカゴに山盛りにして持ってきてとワガママを言って終わりになると思ったけど、オレが帰る日だということを知っていたためか、お花を渡すとお返しとしてもらえるブレスレットをプレゼントしようとしてくれたよ。でもさすがにそれは頂けないよね。お姉さんとしても気持ちは分かるだろうけど、それはダメだというお叱り。

ミミィちゃんが持っていたのはキティちゃんが身につけている紫色のブレスレット。それは持っているとは言ったけど、目の前にはなくて、家に置いてきてしまったよ。まさかこんな時に必要なシチュエーションが生まれるとは考えもしなかったね。ここで両方身につけているキティファンの好感度がアップ。ミミィちゃんがキティファンの両手を掴んで、オレに見せつけていたよ。そこまでされると何とも悔しい気持ちが滲み出て来るけど、また似たような機会が生まれた時に損をしないように考える他ないよね。

ちょっと後味が悪いけど、ここでミミィちゃんとはお別れ。ありがとう。また来年会えたら一緒にお話ししつつ、ブレスレットを忘れずに持ってくるよ。

うまく切り離せて喜ぶキティちゃん

ミミィちゃんと入れ替わりでやってきたキティちゃん。ルビーちゃんに会う前に見せた時は線画だったから、ここで完成したものを見せてキティちゃんを驚かせつつも喜ばせることができたよ。本当はミミィちゃんからのリクエストであるダニエルくんの絵だけど、このままだと渡し損ねてしまうから、今のうちにキティちゃんに渡しておこう。キティちゃんが後々ミミィちゃんに渡してくれることを信じて。

いつもオレがスケッチブックから切り離していたけど、今回は残り半分をキティちゃんにお願いしたよ。引き受けてくれてありがとう。うまく切り離せた瞬間の何度も飛び跳ねながら喜ぶ様子は何度見ても飽きないよね。

2枚の絵とキティちゃん

以前にスタッフのお姉さんにリクエストされたもんきちくんの絵もキティちゃんに預けて、2枚の絵と一緒にキティちゃんのワンショットを撮らせてもらったよ。ありがとう。

もんきちくんよりもダニエルくんをがっちり掴んでいるのが気になるこの写真。ダニエルくんを離したくないという想いがあることは火を見るより明らかだよね。この事実をその場で知ってさえいたら、すぐにツッコミを入れておきたかったね。

2月を思い出して寒そうにするキティちゃん

刻一刻とキティちゃん達とお別れする時間が近づいているから、今のうちに次にハーモニーランドに行く日をキティちゃんに伝えることにしたよ。今度来る日は来年に2月なんだけど、それを知ったキティちゃんはまるで一足先の2月にいるかのように体を震わせたよ。そうだね。ハーモニーランドの2月はとっても寒いと定評があるらしいね。

そのことを知っていたにも関わらず、キティちゃんやスタッフさん達に強がってしまって、気温が10度割らなければ大丈夫だと言い放ってしまったよ。日常である程度寒くても薄着のことはあるけど、ハーモニーランドはさらに上をいく寒さなのだから、あまり無理はしちゃいけないよね。明言してしまったところで悪いけど、無理せずに多少厚着で行くことになると思う。

無理なお願いを聞いてくれるキティちゃん

来年の2月に来る上で一つ気になることがあるんだよ。それはルビーちゃんが来るかどうかということ。さすがにオレが願うだけでは叶わないと思うし、ここは世界のキティちゃんにお願いするという奥の手を使わせてもらうしかないよね。事情を話すと、高く手を挙げて、快く受け入れてくれたよ。ありがとう。

こんな考え方はよくないかもしれないけど、今まで絵をプレゼントした恩がここにきて生きたのかもしれない。とはいえ、ルビーちゃんは気まぐれだし、キティちゃんからこのことを伝言で伝えてくれたとしても、その通りに狩るかは正直わからないよね。こればかりはラッキー運アップなルビーちゃんを信じる者として、最終的にオレは運に掛けてみたいと思う。

どちらかの選択に悩むキティちゃん

ルビーちゃんに関連して、今年の2月にルビーちゃんと会った時に、数ヶ月後の6月に再び会うことを約束したつもりが破られてしまったことを話したよ。キティちゃん達はそれほど驚く様子もなく、それほど珍しくはないみたいだね。十中八九美味しい食べ物に釣られたんじゃないかと話したら、それに反応するように「キティちゃんはそんなことしないよね?」とキティファンの人がキティちゃんに問いかけたよ。

オレもそのノリに乗って、ちょっとしたたとえ話で、ダニエルくんと翌日会う約束をした後に、メアリーママとまったく同じ翌日にアップルパイを一緒に食べる約束をせまられた時にどっちを選ぶか聞いてみたよ。キティちゃんは悩みに悩んだ結果、欲張りに欲張って”両方”だったね。そうか、つまり「ダニエルくんをキティちゃんのおうちに呼び、ダニエルくんと一緒にアップルパイを食べる」とすればいいのか。オレの質問に隙があり過ぎたんだ。

ダニエルくんからのリアクションを恐るキティちゃん

ダニエルくんと一緒に食べるのもいいけど、果たして大好きなアップルパイを沢山食べる様子をダニエルくんが見たらどう思うんだろう。ちょっとドン引きしちゃうんじゃないのかな。そんなことをキティちゃんに話すと、口に手を充ててダニエルくんのリアクションを恐がり始めたよ。

ルビーちゃんの時と同じノリで話してしまったせいでまた余計なことをしてしまったよ。ごめんなさい。ダニエルくんはどんなキティちゃんでも受け入れてくれると思うし、キティちゃんが好きな食べ物をがっつり食べる様子も魅力的なはず。だからキティちゃんが恐ることはないと思うんだ。

魅力的といっておきながら、全く食べている様子を見たことがないんだよね。一度くらいは見てみたい。さらにキティちゃん達がアップルパイを作る技術も見てみたい。作るのが上手なメアリーママのものと、メアリーママが監修したキティちゃん達のアップルパイ。それぞれ全部食べてみたい。もう夕方だというのに、オレは甘いものを欲しているのか。

ジェスチャーで交わすキティちゃん達

欲に負けて、オレは思うがままにキティちゃんにトリックオアトリートをしたよ。キティちゃんは身体中を探ってもお菓子は見当たらず、スタッフのお姉さんとも話したけど、お互いが手でばつ印のジェスチャーをしてお菓子がないことを伝え合っていたよ。様子を見てると、まるでオレがルール違反をしているかのようで、ちょっと大げさな気がするよ。

いや、そうでもなかった。ハロウィンといえば10月。今日はまだ9月。パレードパラレルではハロウィンバージョンになっていたり、ハッピーハロウィンタイムというショーが行われてはいるものの、ここまでしつこくやるなら10月に入ってからやるべきだったね。オレはまさにフライングという違反を犯してしまったんだ。ごめんなさい。来年は気をつけます。

ルビーちゃんみたいに驚かすキティちゃん

お菓子はもらえなかったし、驚かすという形のいたずらをキティちゃんに仕掛けてみることにしたよ。最初はパレードパラレルでの手合わせみたいになってしまったけど、二度目は驚かせることに成功したね。すかさずキティちゃんが反撃してきたけど、残念ながらお顔が可愛いから全くオレは動じないよ。

すると、キティちゃんが趣向を変えて、オレがルビーちゃんが好きだということを狙ってやっているかのようにピョンとジャンプしながら驚かせてきたよ。そうやってルビーちゃんからキティちゃんに目を徐々に向けていく作戦だったりするのかも知れない。世界のキティちゃんなりの巧妙な計画か。まずい、キティちゃんにうっかり誘導されないようにしないとね。

キティキャッスルでの楽しいひと時はそろそろおしまい。さっき渡した沢山の絵を持ち帰ってくれたよ。ありがとう。また来年の2月にここに来ることができたら沢山お話ししようね。

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コメント&トラックバック

2件のコメント

  1. なんか今テレビでルビーのこえをききました
    プリキュアにおなじ声優さんがいるかもしれませんですね

    • 今やっているプリキュアのモフルンというキャラクターはルビーと同じ声優さんですね。

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